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2006/06/29

「タイヨウのうた」みた。

Sun 「鑑賞予定無し」と宣言していたのだけど、いつもお世話になっている姫鷲さん(6/16)の記事にて、姫鷲さんがこの作品の”小泉監督の従弟さんとお友達”だという話を聞き、おもいっきり遠いのだけどちょっぴり親近感を覚えたことでもあり鑑賞とあいなった次第。(以下ネタバレあり)

すっごく素直な作品。
平凡な高校生と、かなり非凡な病気の女の子の淡い恋の物語であり、”前向きに生きる力”がひしひしと伝わってくる物語。
とにかく、思ったとおりに運んでいく。次にくるセリフさえも読めてしまうほどに。
紫外線防護服も、病院で見かける車椅子の少女も、お父さんの言葉も、ヒマワリも・・・とってもわかりやすい。
けれどそれは悪い意味ではなく、(技術はともかく)日常として「フツーはそんなもんじゃない?」って、等身大なイメージに好感が持てた。
確かにヒロインの病気は非常にマレであり、歌という才能は常人の域を超え、そのポジティブな考え方、既に大人以上に大人だった、という意味では濃い目の味付けでちょっと出来すぎの感があり、日常とかフツーからはかけ離れていた。それでも、楽しさに時間を忘れちゃうこと。ギリギリなのに病気が言い出せない、言いたくない乙女心。思いがけない再会に無言で着替えに行っちゃうというフツーに可愛い少女であり、いきなりコクられ戸惑う少年。行きと帰りでバイクの後ろに乗った少女の違いに嬉しさを隠せない少年。病気が進行し何を言って良いのかすらわからない少年。少女の頑張る姿に何も出来ない自分が悔しくて涙する少年。”子供だった”少年。コレといって取り得の無いフツーの高校生でただ素直で一生懸命な「ほんといい奴」。 
どこまでも、ありそうで、納得がいく、とにかく全てがフツーで纏められていたところが良かった。

優しくて、そのままあったかい作品。
ハッピーではない結末は初めから予想出来たこととはいえ、それ自体に悲壮感は残らず、きっと誰もが不幸ではないと思えた。ところどころ涙がこぼれたけど、悲しい、辛い涙はひとつも無かった。

物語がフツーな分、かおる(YUI)の歌が効果的であり、印象深い。儚げなのにどこか力強い歌と歌い方。ピッタリだった。街に溶け込んでいた。風のにおいがした。夢を見させてあげたくなった。。
途中に一度入ったアニメーション。EDでのアニメーション。個人的にこういうのって好き。

観ないつもりから、観ることにして、観て良かったに変わった。
特別になにがと説明すると嘘っぽくなるから観て感じて欲しい、そんな作品だった。

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コメント

私は、激情の予告編でこの作品を見て一遍に期待感が高まっちゃいました。
YUIの力強い歌声がなんとも魅力的で「Good-bye days」の歌声は何度もリフレインする程です。(笑)
それに一番の魅力であるこの作品の”普通さ”。
恋に恋する薫はもちろんの事、考治や両親がごくごく普通に薫の事を受け止めている姿がとても印象的でしたよ。

投稿: nicK_right | 2006/06/29 22:17

こんにちは♪
病気モノは避けてるんですが、この映画には歌という強力な魅力があったので鑑賞の運びとなりました。
全てがフツーで、優しくてあったかかったです。
ラストのアニメーションは私も好き!
ギターを持った少女とサーフィンボード抱えた少年が海辺にいるのよね。
薫に思いっきり陽の光を浴びさせてあげたかったなぁ。

投稿: ミチ | 2006/06/29 22:43

どうもこんにちは。姫鷲です。
鑑賞いただきまして有難うございます。
何よりも、「観て良かった」といっていただけて良かったです。間接的に世話になった身としては宣伝した甲斐がありました。

私もさっさと観に行かねば・・・いかねば・・・イカネバ・・・・・・

投稿: 姫鷲 | 2006/06/29 22:53

何時もお世話になっております。
やっぱり観ましたか。
初日観に行くとコメントした時にはいい作品なのになあ・・・と思ったんですけれどね。
個人的には今季3本の指に入る作品でした。
個人的にもYUIさんの曲の効果もあったんですけれどね。
ところでかおりって誰です?
「あまねかおるです」
「・・・・何?」
「あまねかおるです」
って告白のシーンは結構印象的だったりします。
病気でもピュアに生きたのは印象的でした。

投稿: PGM21 | 2006/06/29 23:16

■nick_rightさん、こんばんは♪
>「Good-bye days」
いい感じの曲ですね。一度聞いただけでも耳に残ります。

>”普通さ”
ですよねぇ。このフツーさ素朴が良かったと私も思います。


■ミチさん、こんばんは♪
私もとにかく可哀想系がダメなんで・・・予告編でパスと決めてました。なのに(笑)

>全てがフツーで、優しくてあったかかったです。
やっぱりそこですよね。優しさに溢れてましたね。

>ギターを持った少女とサーフィンボード抱えた少年が海辺にいるのよね。
そうそう、それです。
クレジットも観たかったんだけど・・気になって気になって。交互に見て忙しかったぁ(笑)


投稿: たいむ(管理人) | 2006/06/29 23:42

■姫鷲さん、こんばんは♪
姫鷲さん効果です。
宣伝された甲斐がありました(笑)

>私もさっさと観に行かねば・・・いかねば・・・イカネバ・・・・・・
はい、とっとと行く!(笑)
ひとりでだっていいじゃないですかっ。
是非、劇場でね。みましょうね。


■PGM21さん、こんばんは♪
情報を仕入れて映画を見に行くことは殆どありませんし、特に人の意見も聞きません。
毎度観てから少しだけ感想を観にまわる程度ですしね。
ほんと、病気ものは苦手です。
この作品は、ちょっと違っていたので良かったです、が、それは結果論。

投稿: たいむ(管理人) | 2006/06/30 00:00

こんばんは!
どうも若かりし日々を思い出し、レモンかじったみたいな気分。爆
高校生の恋ってどこか清々しくて希望にも満ち溢れている感じ。でも、全然嫌味じゃなくて等身大。そんな所が共感を更によぶのでしょうね。

ただ私も結果オーライみたいな作品。 
見る前は反則技だなあと思った病気ネタもさほど描いておらず、その辺のバランスが吉と出ました。
歌は本当にぐっときました♪

投稿: charlotte | 2006/06/30 00:57

■charlotteさん、こんばんは♪
>全然嫌味じゃなくて等身大。そんな所が共感を更によぶのでしょうね
とにかく真っ直ぐなんですよね。
病気(反則)ネタでありながら、綺麗ごとが無いところが更に好感度アップでしたw

YUIは、そういえば「不機嫌なジーン」(フジテレビ)の主題歌のときも良いなぁーと思ってました。
曲のタイトルすら知らないけど、なんだか耳に残ります。

投稿: たいむ(管理人) | 2006/06/30 19:46

遅ればせながら、コメントありがとうございました。
EDのアニメ、何か観終わった後の脱力感を払ってくれたよう泣きがします。
ああいうの、私も好きですね。
バナナが出たシーン、どこでしたっけ?
何となくわかりません(笑)。

投稿: うぞきあ | 2006/07/02 18:18

■うぞきあさん、こんばんは♪
>EDのアニメ
はっぴーな感じのするアニメーションがやわらかくって優しかったですね。余韻を転換させる感じに。

>バナナ
手が動かなくなるトコ。
冷蔵庫から持ってきたおやつがバナナ5・6本でした(笑)

投稿: たいむ(管理人) | 2006/07/02 19:43

コメント有難うございます!
私も、「観てよかった~」としみじみ思った作品でした。
これがもしYUIじゃなかったら、なんて本当想像も出来ないくらいのはまり役でした。
ドラマ版がどの様な出来になるか今から楽しみです。
では、またお邪魔させていただきます☆

投稿: マッキー | 2006/07/08 22:32

■マッキーさん、こんばんは♪
>YUIじゃなかったら
そうですよね。ぴったりでした。
TVシリーズどうなることやら。
映画が思いのほか良かっただけに、若干躊躇いも。

投稿: たいむ(管理人) | 2006/07/09 19:42

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