2006/04/30
「機動戦士ガンダムSEED DESTINYスペシャルエディションⅠ~砕かれた世界」のTV放送記念で、<バンダイチャンネル>や<ガンダム on フレッツ>にて無料でネット配信されている(期間限定) 生憎、我が家の環境では視聴は不可。けど、残念に思う必要はなし。あるもんね、DVD(笑) いよいよ明日の深夜(関東地区)放送となり、つられて一気に3部作を観てしまった。「虚空の戦場」「遥かなる暁」「鳴動の宇宙」 。。。。。ははは、さすがに疲れた(^^;) SEEDのスペエディを観るのは実に1年ぶりくらい。 やっぱり色々なところが足りないからどうしても本編が観たくなってしまうから。 今回久しぶりに観て、”今だからわかる”様々な異変w(差し替えや新規・追加カットなど)にたくさん気がつくことができた。ムリにつなげたための矛盾とかも(笑)・・それだけ本編を繰り返し見たって事か(笑) BGMも様変わり。「こんなの・・・サントラに入ってないよー」っていう曲もあったり。 それにしてもSEEDのアスキラ。なんだか幼くってカワイイなぁ♪「虚空の戦場」 平井画に随分と差し替えられてるみたい。フレイが妙に愛らしい。 しかし、こんなに統一性のない作画のアニメって・・。こんなんでいいのかなぁと思ったり。「遥かなる暁」 アスカガの出会いから始まって、アラスカでのフリーダム降臨、ジャスティスの合流、そして♪暁の車で終わる第2部は大好き。(ラストは切ないのだけど、EDにはつい笑みが・・) フリーダム&ジャスティスVS連合3機の戦闘シーンが好きなのだけど、アスキラの連携プレイがカットされていたのがとても残念。「アスランっ!」「上っ!」 ドック内でのアスランとキラの会話(影で立ち聞きしているみんなw)。アスランとカガリの会話のカットも非常に残念でならない。「鳴動の宇宙」 第3部は4クール10話分なだけあって、エピソードをざっくりとカットというはあまり感じられない。その分カットした部分をつなぐための変更が随所に見られる。アスカガの最初のハグがなくなっているのはやっぱり残念。(SEEDにおいてはそんなに重要ではないということか?) 最後の最後、EDに違和感・・と思いきや、カナーバ議長代理の「宙域のザフト全軍、ならびに地球軍に告げます・・・」がないじゃん。 「攻殻機動隊SSS」はクオリティ確保の為に納期が延期になったとか。残念は残念だけど、完成度のためならば我慢もできようというもの。(比べるほうが間違っているか?) さて、”DESTINY”ではどんなスペシャルエディションになるのだろう。 絶賛はなくとも、がっかり、ということにだけはならないことを祈りたい。 残念ながら、今回はリアル視聴はできない場所に居る。よって感想もGW明けになりそう。 EDテーマ曲、玉置成実の♪Result の全容も気になる。 ああ・・なんだかソワソワしどうしのGW中盤になりそう。
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ついに”ガメラ”デビュー!いままで”ガメラ”どころか”ゴジラ”だって観たことないのに(^^;) 予告編での”ガメラ”の急速な成長に爆笑し『あれはもうトトじゃない。ガメラなんだ!』と瀬無さん にお話したら。。。>「ねえ、ガメラは?」 >「ガメラは……もういないんだ。だが、君もガメラだ」 >「え?」 >「それが君の運命なんだよ」 とのお返事(わかる人にはわかる会話)。それで妙にウケてしまい(無関係なのに)観る事決定。 (以下ネタバレあり)
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2006/04/29
「ゴメン、ひとりにして」 再び自分の腕の中で結晶化してしまう”カイの友達”である翼手。”私の血”のよって...。 「小夜姉ちゃん、自分のことも嫌いにならないで。」 ”カイを嫌いにならないで”それ以上に自分を責めないで欲しいというリクの言葉に涙が溢れる小夜。呪われた血、繰り返される悲劇。エッフェル塔からイレーヌの最後の結晶を風に放ちながら、まだ見えない自分なりの答え、大切な”何か”をもの思う小夜か。 今回のチェックポイント (1)小夜の血はイレーヌ(シフ)のソーン広がりを逆に促進させる。シフはディーバの血で創られた生物兵器。思考し、メンテナンスが入らない、始末もいらない最も経済的かつ効率的な戦争のための兵器。 (2)シフの望み。もはや己らの救済は断念。ディーバの死を以って解放されることへと移行。”赤い盾”との共闘も望まない。 (3)アルジャーノのコリンズ教授に対する打診はアンシェルとの密会。シュバリエの能力を知らないはずのないアルジャーノの蝙蝠男的行動。何か裏があるか?侮れない。コリンズ教授、ついに裏切り?地位に名誉を欲する学者としての性?それ以前に「ヴァン」の名に何かを気づくか?ジュリアさん。 (4)ひと月後。”赤い盾”に対してのアンシェルら、シュバリエの行動開始か。ソロモンは抜き?待ちきれないジェームズ・ネイサン、消息不明から姿を現したカール。まず抜け駆けするのは誰?やっぱりカール?? 救えなかったイレーヌ。やりきれない思いに苛まれるカイ。 イレーヌの最後の涙は、決して絶望の涙なんかじゃない。 「ありがとう」であり、「カイに会えて良かった」 私はそう思う。 【今週のデヴィットさん】 真央に脅されたくらいでは動じない。岡村会談でのメリット&デメリット。 もはや解放することもままならず。どうする?デヴィットさん。 とはいえ・・・もう少し、ルイスのランチをおいしそうに食べようよ。 追記:ハジの笑い顔、見たかったなぁ。
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「半年待たされて、これかよ。」・・としか言いようがないかなぁ。あっというまに読めちゃう本編は140ページ。 どちらかというと、PS2「今日からマ王!はじマりの旅」だの、「外伝4:今日からマ王!?-クマハチ☆スペシャル」だのの”告知”のほうが面白かったりして・・・。 その”クマハチSP”が(11月半ば発売-初回限定版のみ。通常版は12月1日発売)次回分。ってことは本編は更にそこから半年待つのかなぁ? 「砂はマのつく路の先!(仮)」・・・が聖砂国編のクライマックスらしいが。
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2006/04/28
そのた・・・ゴメン(^^;) アスラン以外はもうその他(笑) だいぶ時間もたっちゃったけど、「つづく・・」にした限り、完結させないと気持ち悪い。 やっぱり超長文。そうならないようにあとは男性編と女性編にしようと思っていたのだけど...。とにかく覚悟してどうぞ!(アスラン編はコチラ )
●タリア クルーをまとめる役目の彼が、誰よりうろたえていてどうするのだ。 毎度、タリアの本音的”アーサー評”は手厳しい、5巻でもやってくれました。 そんな彼に、最後を頼んじゃうタリアって(^^;) 「悪いわね」で済まされたクルーはさぞかし「・・・・」だっただろうなぁ、心の中では。
罵りあい、涙にくれるような愁嘆場はなかった。だから気がつかなかった。彼の絶望の深さに。あの過去が彼の理想に暗い歪みを生じさせ、自らの想いを拒んだ世界への憎悪をかき立てたのだと想像するのは、果たして穿ちすぎだろうか? デスティニープランを発表する議長に、隠された真実を悟るタリアだろう。
まさか本気で地球を撃つはずがない。それでは恐怖で地上に君臨しようとする暴君そのものではないか。自分が愛した男がそんなケダモノであるはずがない。タリアは自分に言い聞かせた。 よもやそんな馬鹿な。と信じ難い思いが、いよいよ確信へといたる部分。
負けた・・・反射的に悔しさがこみあげ、彼女はふと、そんな自分に奇異の念を抱く。意固地に軍人としての範を守り、愛した男を疑いつつもその言葉に従い---だが、結局のところ自分はただ、負けるのが嫌だったのかもしれない・・・ 議長の罪が決定的となり、しかし、悪いのは彼だけかではなく、彼を追い込んだのは紛れもない自分であり、自分もこの罪に加担していたと認め、最期を共にする覚悟を決心する、という流れが段階を追ってよく描かれている。
●ルナ・マリア そうか、そうだ。こんなふうに動揺させるためにしくんだ、敵の策略であることは否定できない。 ただ、自分は・・・あのキラたちが正しいという可能性におびえているだけ。もし彼らが正しいなら・・・自分たちが---シンが討ったものは?・・・・ルナマリアのその先を考えないようにした 。 「二人のラクス」の登場のとき、知っていたはずのルナのその後の言動は理解しがたかった。小説では、アスランとキラ達の密会が頭をよぎりながらも、レイの言葉によって打ち消され、またその言葉に不安を感じながら思考を止めるルナ。という描かれ方になっている。
メイリンとアスランのこと。自分の迷いをシンに話して、そしたらなにか、別の答えがみつかるかもしれない。でもここではできない、レイの監視の下では。・・・監視だなんてばかげてる。 どこかレイの視線に冷たいものを感じ、シンがレイによって正確無比の戦死に仕立てあがられているのではないかという疑念は持ちつつ、またもや心で否定。
これが伝説のエースの力?格の違いをまざまざと見せつけられ、黙り込むルナマリア。 戦いたくない、私だってそうだ!・・なぜあのままでいられなかったの?みんなでいっしょの未来を夢見て、いっしょに戦って行けるはずだったのに---なんで? ルナマリアの心は激しく揺らいだ。ずっと抱いていた迷いが増幅されてもどってくる。 聞いてはダメ!この人は裏切り者なのよ!? ---でも、アスランだ。 何故?との問いに真摯に答えるアスラン。”議長の言う決められた世界に生きられない自分、レクイエムはあってはならない兵器。”その言葉に混乱するルナ。最近のシンをみて、今のアスランをみて、ルナなりの答えが間に割って入るという行動に出させたということで、本編にはない、アスランとの会話を補足することでわかりやすくなった。
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昨年PS2を貰った職場の方は今春転勤し、息子さんがガンダムファンだといったデスクが隣だった方も、席を移動。 もうこれで職場内でガンダムを語ることもないだろうと、ひと安心していたのに・・・ 新しく隣のデスクについた若干23歳の男の子(私から言わせると) なんと、その彼が”ガンダム好き”だったと、本日発覚。 GWの話題から、相棒に関する千葉の話題になり、千葉から松戸の聖地へと話が発展。 どうしてそうなってしまうのだろうか?(大汗) ・・・もしかしたら、さりげなく私のデスクシートの中でほほえむ”アスラン”(切手50円)に目をとめ、話す機会をずっとうかがっていたのでは??と思うと背筋に冷たいモノを感じたりして。やっばいなぁ~。話しかけられると嘘がつけない私。連ザの話に至り、
「アスラン・ザラじゃなくって、・・ほら、傷がある・・・。」(顔を指で斜めに切る仕草) 「・・・イザーク?」(ためらいつつもおずおずと答える私) 「そう、それ。いいですよね、あれ」 「・・・そうだね、・・・いいキャラしてるよね。。。」 はうぅ~。ここまで単刀直入に切り出されたら、知らないフリなんてできないよぉ。
彼は(自称)”ウイング”とか”G”とかの”真ん中”世代。「ファースト&ゼータ」と「SEED&SEED DESTINY」でぽっかり”真ん中”が抜けている私の知らない世界。 SEEDワールドにはあまり詳しくなさそうだってことが、せめてもの救いかな。 私って・・・もしかして同類?を引き寄せる何かを放出しているのかしらね。 さあて、どうしたものか。何かにつけて青くなったり赤くなったりしそうなだなぁ。
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2006/04/27
「殺せ!」 ガーン、ガーン、ズガガガ...ガーン... 「次は私の番だ」 シュキーン、シュパッ、シュパッ.... 昨年の秋くらいから、何度も何度も観てきたこの予告編。 この続きが気になって気になって(笑) 漸く、放たれた”ナイフ”の行く末を見届けることができた。 (以下、ネタバレあり)
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2006/04/26
さすがに1週間以上あけると、予告編も様変わり。 ・・・その前に、土曜日に劇場に来た時(鑑賞なし)にはなかったチラシに心が躍る。「立喰師列伝」 発見。 『ああ、ついにここでやってくれるんだぁー』 ついつい歓喜で言葉が漏れる。 ”ネスカフェ”の相変わらずのCMのあと、始まる予告編。「DEATH NOTE(デス・ノート)」 初見。 藤原竜也の目が恐い。原作も人気であり、最初から前後編で上映という話題作。 恐いのは苦手だけど・・興味はある。たぶん、観ちゃうんだろうなぁ。「ダヴィンチ・コード」 そろそろ見飽きた。ちょっと違うヴァージョンにも感じられたけど・・公開が待遠しい。「デイジー」 超韓流、興味なし(笑)「ポセイドン」 今まで観ていたものとは違うヴァージョンだった。先行上映決定。どうしようかな?「ブレイブ・ストーリー」 ロングバージョンは初見。 やっぱり思いっきり”松たか子”だったけど、映像の美しさや迫力は折り紙を付けたい。 年始そうそう”アギト”でちょっと残念な思いをしたから、リベンジに期待したい。「スーパーマン・リターン(ズ?)」 ちょっとびっくり。シネマ関係の情報はとくに仕入れていないから、不意打ちを喰らった感じ。あの”S”のマーク。ちょっとワクワクしちゃいそう。 その他、観たい作品がわんさかとある5・6・7月、あとは時間との闘いだなぁ。
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”メンテナンスを12:00まで延長”とかお知らせが出ていたけど、8:32に終了していたらしい。メールに関しても「問い合わせ」の返事がちゃんと来た。前回は「~と考えられる、様子をみてくれ」的な内容の返答だったけれど、今回は「現象の確認が取れた」とあり、原因究明・改善に努めるとの回答を貰った。一応誠意は感じられたからよしとしよう。 どちらにしても、改善されなくちゃ意味がないのだけどね。(1)小説版「エウレカセブン」・「ブレイブストーリー」 まだ小説版3巻「交響詩篇エウレカセブン 3 NEW WORLD ORDER」 すら発売されていないのに、第4巻「交響詩篇エウレカセブン 4 HERE TO STAY」 の6月1日発売が決定。もちろん、最終巻。 TVシリーズの最後は、レントンとエウレカの、あまりのラブラブさに笑っちゃったけど、(そこへたどり着くまでの過程にはググっとくるが)小説版ラストはどうなのかな? いや、でもとにかく3巻を読んでみないことにはねぇ(笑)・・GW前だから28日発売、もうすぐわかるね。 (角川スニーカー文庫より) 角川スニーカー文庫つながり・・・ この7月8日劇場公開の宮部みゆき原作「ブレイブ・ストーリー」 ”スニーカー文庫” にて、同じく6月1日 に”1-4巻”が同時発売 。「ブレイブ・ストーリー (1) 幽霊ビル(2) 幻界 (3) 再会 (4) 運命の塔」 元来、上下の2巻だったこの作品。ティーン向けに細分化したのね。 何故にスニーカー文庫?と一瞬思ったが、良く考えなくても、「ブレイブ・ストーリー」は角川だった・・。 (2)佐藤直紀 佐橋俊彦氏のサントラ音楽が大好き。しかし、佐藤直紀氏のサントラ音楽も好き。 今度「SYMBIONT-佐藤直紀 BEST TRACKS」 なるCDが発売されるとのこと。 発売日は2006年6月7日。 ドラマやアニメ、映画音楽、もう様々な作品をコンパイル! コレってすごい。 それぞれ単体の作品を全部楽しむのもいいけど、代表的なテーマ曲を聴きまくるのって贅沢!ゾクゾクしちゃう。コレ欲しいなぁ。 (収録予定曲は”続き”にて) ちなみに”エウレカセブン”のサントラも佐藤直紀氏。・・・佐橋さんもこういうの、出してくれないかなぁ(おぃっ)
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2006/04/25
◇メンテナンス日時:2006年04月26日(水)02:00-06:00 ◇ご利用いただけなくなるサービス: ・ココログ管理画面へのアクセス ・コメントの投稿 ・トラックバックの送受信 ※閲覧は可能・・・これがクセモノだよねぇ。 今晩、またメンテナンスだそうです。 この所、やっと持ち直した感じのココログだったけど、相変わらず不具合は多く(TT) 実はここ数日、メールもおかしいニフティ(私だけ?) 特に、ココログでの新規コメントやTBを「メールで通知する」設定をオンにしているのだけど、これがめちゃくちゃ。 19時のコメントの通知が、翌日の3時受信になってたりする。かと思えば、通常どおり、1-2分で受信されたりもする。もう、わけわからん。 普通のメールのほとんどは良いみたいだけど、若干遅れ気味かな。 少し前に2日遅れ・・というのがあって、コレにはさすがに(怒) まったく、どうしちゃったのかしらね。 サーバのせいなのか、ココログが絡んでいるのか。 とにかく「頑張っておくれよぉ~」と怒りを通り越して、いやま切望。
追記:いつの間に12:00までに延長されてるし・・・
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機動戦士ガンダムMS IGLOO「一年戦争秘録」 は以前ガンダムミュージアムで上映されていた作品で(現在はない)それがDVD化されたもの。 ”一年戦争”初期からの裏舞台を描いたフル3DCGアニメーション。 かなり前に紹介されて気になっていた作品だったのだけど、この度のDVD化でやっと鑑賞が実現。(今後、OVA”黙示録0079”へと続く)
ジオン軍“第603技術試験隊”所属の男たちの物語。 オリヴァー・マイ技術中尉の視点を中心に、歴史の表舞台には決して表われることのないであろう、人知れず散っていった男達の生き様を描いた作品3作。機動戦士ガンダムMSイグルー1年戦争秘録 [1]大蛇はルウムに消えた [2]遠吠えは落日に染まった [3]軌道上に幻影は疾る 大砲屋であり、戦車屋であり、開発競争に敗れたMSヅダのパイロットであり、激化し泥沼化する連邦とジオンの戦いの中で、目まぐるしく変化する時代の流れにどこか置き去りにされてしまった男達の散りゆく姿。 戦争という大きな渦の中、まるでゴミのように簡単にやりとりされ、消えていく命。 それでも、この3人の男達の最期は己の主義主張を貫くものであり、その姿に涙がこぼれた。 どの話もグッとくるんだけど、[(3)軌道上に幻影は疾る]~”新型MSヅダ”のエピソードには、既に、なり振りかまわずに利用できるモノはすべて利用しなくてはならない程に切羽詰まったジオン軍の裏事情が隠されており、体力戦と化したどうにもならない戦況を見せつけられる。 時に地上では”オデッサ作戦”の頃。次々と宇宙に打ち上げられる救命ポット。ジムとの対決の後、空中分解するべくしてした”ズダ”の最期にはかなり泣ける。 ”ガンダム”のサイドストーリーを謳っているだけに、1話には”赤いザク”が登場。 もちろん”赤い彗星:シャア・アズナブル”で間違いない。 モールス信号で通信し、その存在をアピールするあたりは、たとえ声の出演が無くても「シャアだ!」となんか嬉しくなってしまう。まだ”中尉”のシャア♪ 正に”赤い彗星”のごとく戦場を駆る姿にはついつい見とれてしまう(笑) (1話としてはその出現が、悲劇の始まりなのだけどね) 3話には”RX-78-2”がちょっぴり登場。U.C.0079-11月。まだロールアウトしたての頃。 「連邦のモビルスーツに首と頭があります!」にはちょっと笑える。それまで連邦軍は”ボール”なわけだしねw
このように、「表」しか知らないガンダムファンのツボもしっかり押さえた作品。 フル3DCGな分、人物にはやや違和感があるけれど、戦艦や戦車、MSの質感はすごいしなんだかカッコイイ。(ゲームをしたことがないから見慣れていない、私。。^^;) 物語も、フル3DCGも、『一見の価値はあり』。次回作も楽しみ!!
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2006/04/23
食わず嫌いだった「エヴァンゲリオン」 今更ながらに鑑賞。でも10周年で再度盛り上がりを見せているらしい”エヴァ”。 賛否の激しい作品でもあり今回、勧められて・・・というか、「それでもちょっとだけ試してみたら?」という感じで、(またしても)シリーズ分すべてのDVD を長期貸し出ししてくださる方が名乗り出てくださって、今回の鑑賞となった次第。ラフマニノフさん 、いつもありがとうございます。
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2006/04/22
「決めたんだ、オレ。お前やリクがどんな重荷を背負って、どんなに変わっていっても、オレだけは変わらない、変わりたくねぇんだ。」 シフは、イレーヌは敵じゃない。”翼手”だから、とそれだけですべてが”敵”だとは限らない。お互いを理解できるもの同士かもしれないのに・・・話し合う場すらも持てずに、ただ”翼手”というだけで…と言うカイ。そんなカイを変わってしまったと感じる小夜。 「翼手は敵」だからすべてを滅ぼすと決めた。みんなの為に。みんな同じ思いで戦っているというのに。それなのに・・・今更なぜそんなことを言う?「オレは、変わらない」 変わったのは私?今までとは違う”迷い”に突入か?小夜!( あぁ、でもこの迷いって...敵だというのなら私を撃ちますか?の先にあるものだよなぁ) 今回のチェックポイント (1)リクから検出された、第五の塩基・・・D塩基(仮) 自らの分子構造を能動的に書き換える性質があるため、限られた期間にしか検出することができない。翼手の能力はこの塩基の活動によって得られるものと考えられる。ただし、万能ではなさそうだ。 (2)岡村・真央チームついに小夜たちと合流。デヴィットさんに”情報交換”を持ちかける。「記者の勘ってヤツがこのヤマはデカイ、って囁くんだよ」 記者の勘=ゴースト?w (3)小夜の血を手に入れようと戦いを挑んでくるシフたち。ソーンが広がり、瀕死に近いイレーヌに血を分けて欲しいと訴えるカイ。本当に大丈夫?
リクの立ち直り、早かったなぁ。ジョエルからもらったという”シュバリエ風”衣装w まるでコナン君のようだ。 ハジと一緒に小夜とカイの間を気にするリク。ちょっぴり戦いにも参加しちゃうリク。 なんだかすっかりシュバリエだね。 【今週のデヴィットさん】 外の騒ぎに「どうした?」と登場するだけで岡村さんを圧倒するデヴィットさん。 なんとか岡村と真央を(無事に)日本に送り返したい・・・随分と寛容になっているんじゃない? しかし、岡村さんに”図星な情報”で詰め寄られて、「知っているって顔だな」って言われちゃうあたり・・・ポーカーフェイスは苦手みたいだね。
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2006/04/20
期待を裏切らない「7&Y」に、時間通りに配達してくれた「ペリカン便」に感謝を。「機動戦士ガンダムSEED DESTINY SUIT CD vol.10 KIRA YAMATO×STRIKE FREEDOMGUNDAM」 (4月21日発売) (予定通り)無事に手元に届いた。 あの男たちが再び集結。”ニコル・アマルフィ”の墓前。 イザーク・ジュール、ディアッカ・エルスマン、アスラン・ザラ。 もとクルーゼ隊:ザフトレッド。 この3人だから交される会話。過去・現在・未来。 あの頃のままの彼らであり、少し大人になった彼らが・・”後藤リウ”的、「命日」。 (以下、若干内容に触れるのでご注意を)
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2006/04/19
先週は映画館に通いまくっていたこともあり、また来週以降に備えるため、今週は大人しく自宅待機の日々。 それは、毎日何かが届く宅配便のせいもあるのだけどw 昨日は『容疑者 室井慎次~プレミアムエディション』(本日発売) 今日は『ヒストリアンⅠ・Ⅱ』(結局購入してしまった) そして、明日。明日はアレが届くハズ!! 過去の経緯からしても、フライングゲットは間違いなし!(希望は入ってるけど、入荷済連絡は既にきてるしね。”発送しましたメール”待ちの段階) 明日の今頃。。。。。たぶんニヤケまくっているだろうなぁ。 なんだか今からソワソワと落ち着かなかったりして。 いまからこんなで、明日は朝から仕事になるのかしら?なんて思ったりもして。 ちょっぴりバレ的記事もみた。 バレと言ってもメンバーがメンバーだし、まぁ予想の範囲内。 あぁぁぁ~~すっごく楽しみだぞ!! ん?アレって何って?? アレはアレですよ。 私がこんなにソワソワするのは”あ”の方がらみしかないじゃないかっ! ・・・・タイトルは「キラ」なんだけどね(笑) これで明日到着しなかったら。。。。。大泣きか?(爆) っと、大きく話が脱線。 とにかく、ソワソワしながらも、今は、色々と溜まってしまっていたDVD鑑賞、消化に励んでいるところ。 ついに(禁断の?)アノ作品にも取り掛かった次第。 ♪残酷な天使のテーゼ。。。そろそろOP部分なら歌える、かもだぜw (ラフさん、どうもありがとう!!拒絶反応を起こすこともなく順調に鑑賞続けてまーす。)
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2006/04/17
(1)コバルト文庫30周年 なんだかとっても感慨深い”30周年”の文字。 コバルト文庫は、大人でもない子供でもない、ちょうど中学生から高校生くらいの女の子達に、ほぼ同世代か少しお姉さんという作家さんたちが書き綴った物語がそのほとんどを占めていたのではないかと思う。 そういう私も中学生の頃に大変お世話になった文庫シリーズ。夢見る夢子ちゃんな時代だね。(とはいえ、最初に買ったコバルト文庫は「宇宙戦艦ヤマト」だったけどw) 私自身、コバルト文庫はとうの昔に卒業してしまったけれど、あの頃に出会った”氷室冴子”さんは、私のその後に大きく影響を及ぼした作家さんといっても過言ではないかもしれない。中学生の当時には良くわからなかった作品。大人になって読み返してやっと理由が飲み込めて涙した作品がある。コバルト文庫ではない、少し大人な作品やエッセーには深く共感した。そしてそれは愛蔵書として未だに本棚にあったりする。 そっかぁ、もう30年かぁ。。。。。 4/15の朝日新聞:朝刊の記事にて、その全盛期を作り上げた「氷室冴子」「田中雅美」「正本ノン」「久美沙織」そして「新井素子」の名前を見て、とても懐かしく、しみじみと昔と、今を思い出したのだった。(2)「ヒストリアンⅠ・Ⅱ」(著:エリザベス・コストヴァ) 書籍、という意味では同じなんだけど、ガラっと変わって旬(?)の作品の話。 これも朝日新聞:朝刊(4/16)から。 【読書】の欄で大きく取り上げられていたので興味を持った。 ”エリザベス・コストヴァ”という、日本ではまだ馴染みが薄い作家さんのようだけれど、この「ヒストリアン」はデビュー作ながら2005年全米ベストセラー第一位を獲得し、現在100万部を突破して、ハリウッドの映画化も決定した作品とのこと。 紙上の解説(巽孝之:慶応義塾大学教授)では『手に汗握る吸血鬼ドラマと、高度に思索的な歴史学ドラマとを巧みに絡ませるという離れ業に心から感嘆した』となっていた。 そして、今日4/17の読売新聞:朝刊で”エリザベス・コストヴァ”本人のインタビュー記事を発見。「執筆に10年の歳月をかけた」という練り練ったであろう構想、という感じが伝わってきた。 「ヒストリアン」=「歴史学者」。 作品のジャンルとしても”史実”と”ミステリー”なんだかとてもそそられる。 日本では2006年2月に出版され、既に30万部のベストセラーになっているようだ。(知らなかったけどw) ホントにどんどん読んでみたくなってきたぞ。 「読もうと思っている本」「観ようと思っているDVD」が山積みになっている今日この頃ではあるけれど、これは順番を変えてでも・・・かしらね。 どこかにもう、読まれた方いないかしら?「ヒストリアン」Ⅰ・Ⅱ 著者/訳者名 エリザベス・コストヴァ/著 高瀬素子/訳 出版社名/日本放送出版協会 価格/(各)1,785円(税込) 私信:”吸血鬼好き”のあかん隊さん、いかがですか?
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度重なる発売日の延期にて、待たされて待たされてやっと手元に届いた「機動戦士ガンダムSEED DESTINY バトルタイピングゲーム」 早速試してみた。【ストーリーモード】 では、ストーリーにあわせて10ステージに分けられ、ステージに併せてそれぞれ対戦相手が変化。 ゲームをスタートさせるとまず1ステージ分の本編ダイジェストが”語り”と”セリフ”を交えながら流される。(1ステージ毎に10分前後、ステージ9はやたらと長い) この語りがなぁ・・うふふ♪ 語っているのがアスランであり、アスランであり、アスランであり、シンであり、レイなモンだから、語りの中には”心情”なんかも含まれちゃってるわけで、とにか聴いてて”うふふ♪”となってしまう。内容も「スペエディにそのまま使えるんじゃないの?」ってくらいなかなか上手く要約されていたしね。 アスラン視点のスペシャルエディション、いつぞや姫鷲さん が『アスラン視点というならば、全編アスランの語りで・・なんてことならアチコチでお祭り騒ぎが起きるか』というようなことをおっしゃっていたけれど、私はこれで一日中。。。 ♪浮かれ気分で砂浜・・状態(古い。。^^;) それでも、スペエディに”語り”はないだろうなぁ。 第1ステージ語りの一部を紹介。『プラントで停戦条約が結ばれて約一年半。世界にはひとときの平和が訪れていた。今、目の前に立ち並ぶモビルスーツたちは、かつての戦いには存在していなかったものだ。ユニウス条約が締結され、核もミラージュコロイドも、モビルスーツの保有数も制限されたとはいえ、こうして戦争の準備が連合・ザフトを問わず進められていた。これではカガリが焦るのもわかる。 コズミック・イラ73-10月。俺たちはザフトの新造プラント”アーモリー・ワン”に居た。ザフト最高評議会議長ギルバート・デュランダルとオーブ代表首長カガリ・ユラ・アスハの秘密会談がここで行われることになっているからだ。 俺は、彼女の護衛役・・・・(沈黙)・・・・・・・アレックス。アレックス・ディノ。多忙な日々の若き首長をサポートし、危険から守ることが俺のすべてだ。 (中略) その若き指導者は精力的に活動していた。当人はあの時とはちっとも変わっていない、少し危なっかしくって、真っ直ぐな女の子。俺は彼女の助けになれればいい、それ以外はヤキンの宇宙に捨ててきた。その筈だった・・・(以下まだまだ続く)』 ゲームがスタートしたらしたで色々な言葉が飛び交って、これがまた面白い。本編でのセリフのまんまもあるし、そのアレンジだったりもする。”作為的”な含みを持つ”笑える発言”も多々(議長・・^^;) 登場するのは、シン・アスラン・レイ・ルナマリア・ネオ・キラ・ステラ・デュランダル (鈴村健一・石田彰・関俊彦・坂本真綾・子安武人・保志総一朗・桑島法子・池田秀一・・敬称略) ストーリーモードでは、シンVSステラ、ルナVSステラ、アスランVネオ、アスランVSキラ、シンVSキラ、キラVSレイ、アスランVSシンなど。 シンVSキラはなんだかすごく可笑しい。シンのイライラがわかるというかw キラの言う事がまたいちいち憎たらしいし(笑)「死に急ぐことないのに」「迂闊だったね。見逃してあげたいけど」「長引くと辛くなるよ」 etc. ステージを全部クリアするとやっと【VSモード】(対戦モード) ができるようになり、すべての組み合わせでの対戦が可能になる(本人同士も含めて) どちらのモードでも”ゲームオーバー”になれば、勝者と敗者で言葉が交わされる。会話の内容はその勝ち負けで変化。(これがまたすごいw)本編に沿っている言葉なのだけど(ステージは無視)、本編では絶対に”言わない”だろうって会話になっていて結構爆笑するところも。 アスランとキラの場合、どっちが勝ってもお互いがお互いを褒めあっちゃって、最後には一緒に決意を固めあっちゃうし。。。。私は全然OKだけどね(笑) いろいろな組み合わせでその会話が全部違うから、しばらくは楽しめそう。 ここにイザークがいないのがとても残念。是非アスランと(戦って)会話して欲しかったw カガリもいたらなー・・・これもかなり残念。 ゲーム以外にも、マウスポイントをあてるだけでキャラが話しかけてきたりする。 ”MOVIE”を見る画面を開きながらステージを選択せずにいると...「ほら、さっさとしろ!」 と”私”が”アスラン”に怒られてしまった(^^;) ”終了”ボタンを押したら、キラが「やめてしまうの?」 と言い、”はい”と選択すると、アスランが「いいんだ、今はこれで。焦らなくていい。」 とかワケわかんないこと言うしw この絶妙?な会話がちょっと嬉しかったりもしたけど、話すキャラもセリフも組み合わせもランダムで毎回違うから、今度いつそれに当たるかは不明。 ほんとにしばらく楽しめそう!! ”SEED版”も2つほどあるらしいけど、それもそんな感じなのかな?
追記:そうそう、初回特典のオマケ…かなりチャチでちっこいw
追記2:ゲットできる”壁紙”も100+α。アスランのシャワーシーンだの、ラクスの湯上りだの、メイリンの下着姿だの(全部本編にあるものね)どーしてそーなんだろうかw 追記3:肝心の成績(笑) 悪くはないけど良くもない感じ。なまじ”バトル”なものだから、もっと入力したくても”バトル”としての決着=終了だもんね。 それでも思っていたより、セリフが入ってる私のようだ。(あんまり繰り返し見てないのだけど)次の予測がつくから意外に先手が打てたりしてw 【練習没頭モード】もあればいいのになぁと思う。キャラを選択できるようにして、セリフもそのキャラがらみだけ、とかw。でもそしたらきっとアスランばかりか?(爆) ゲーム要素としての”バトル”は慣れてきたらそれはそれで面白いかも。小技もたくさんあるし。ま、今はセリフのおさらいと、新たなる”セリフ”で充分楽しんでいるけど(笑)
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2006/04/16
過去9作品のうち、7回まで初日に通ってしまっていたので、今回も「レイトショー」にて初日鑑賞!10周年記念作品であり、お祭りっぽい雰囲気があったから「どーかなぁー」という思いはあったけれど、今までになく”笑った”作品だった。 以下、”事件がらみの核心”には触れないけれど、登場人物その他、内容には触れるのでご注意を。
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2006/04/15
「俺に出来ることって言えば、あいつらの帰る場所を作って、そこを守るってことぐらいかも知れねえな」 頭ではちゃんと自分のすべきことが見えているカイ。 過去を知る、翼手を知る、自分が翼手であることを受け入れる。その上で翼手と戦う決意を強くする小夜。リクを否定しないために。 今回のチェックポイント (1)市街地でも”翼手”からのものと思われる犠牲者が出始める。シフか、シュバリエか、ディーバか。・・・酷いのはディーバか?w (2)シフは人工的に作られた翼手。必要最小限の知識と戦う能力のみを持つ翼手。作ったのは、アンシェル。シュバリエにとっての未来への保険?使い捨ての実験材料か。 (3)不完全な翼手=シフ。”ソーン”というひび割れが現れると結晶のように固まって死ぬ。死を回避する”希望”を求めて”キルメド”から脱出をはかる。 (4)”キルメド”=アイスランド研究所。ここに繋がったわけだね。 (5)ゴールトスミスとゴルトシュミットの関係性から小夜にたどりつく岡村さん。というか・・・小夜と完全にニアミスw。おそらく接触は近し。でも面白がっていると寿命を縮めちゃうぞw
シフを作ったのがアンシェルだとすれば、おそらくその起源はディーバの血。とすると小夜の血は”毒”なのではないか?早まってはいけないような気が・・・ ん?とすると”デルタ67”もすべてディーバの血で作られたものか。 小夜の血ってなんだろう? 【今週のデヴィットさん】 カイについて、「小夜とリクの間で、自らなすべき役割を見出すしかない。教えられるものではない」と厳しくもあり、また自分たちも見守るしかないと若干憂い気味。
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2006/04/14
読破してから随分と経つのだけど、いまひとつ方針が決まらず・・・なんとなく頭の中で形づいてきたので、やっぱりここは”まずアスラン”ってことで(笑)はじめようと思う。 「俺にも何か出来ることがあるはずだ」とカガリのもとを離れ、ザフトに戻り、紆余曲折の末に再びオーブへ戻ったアスラン。 ”デスティニープラン” 戦いのない平和な日々を齎すであろうもの。そして同時に人々の未来を殺し、過去を否定するもの。それは実行させてはならないもの。 そのために戦う道を選ぶアスランやキラ。戦いを厭いながら戦う我が身。何度となく繰り返される自問自答。 「何と戦わなければならなかったのか?」その答えをやっと掴むアスラン。 ●AAに駆けつけたカガリを含めて、デスティニープランについて、初めてクルーでの話し合いが行われた時。 プランのこと話しながら、ふとカガリと目が合ったことで思うアスラン。定められた道を進んでいたなら、彼女(カガリ)との出会い自体が存在しないことになったかもしれない。・・・このさきどんな道筋をたどろうと、これらの出会いが自分たちの人生にもたらしたものを否定することだけはできない。 「無駄・・・か?」無駄だとあきらめてしまう?すべてを閉ざし、ここまでだと終えてしまう?「俺はそんなに、あきらめがよくない」 もしかして、今回撃たれたプラントの人々も新たな世界の為に必要な犠牲と切捨てられたのか・・・? こんなことを続けさせるわけにはいかない。 自分自身が”戦士”として生のみを強要されたことからハッキリと確信するアスラン。 こんなことは認められないと。 そして、今までの人生、カガリとの出会いを否定されることを何よりも厭うているアスランの気持ちが良くわかる。 ●宇宙への出航を翌日に控え、AAの上部甲板でキラと語り合う 夢とは欲望の別名。人はああしたい、こうしたいと未来を願うもの。かつてこの地を離れたときの自分も同じだった。戦いを止めたい。何とかしたい。自分の能力を活かしたい。それは願いであり、同時に欲望だった。・・・オーブを守りたい。愛する人を守りたい。誤った方向へ進む世界を止めたい。---幸福になりたい。したい。 自分たちのやろうとしていることは、戦争のない世界を希求する人々の思いに反している。単なる自己満足か?迷いを断ち切れないアスラン。「戦ってはいけないのか、戦わなきゃいけないのか・・・」 自分たちは結局、いつの同じことを繰り返しているに過ぎないのか? 夢があり、欲望から自由になれない限り、人は戦い続けるしかないのだろうか? 平和な世界という夢はみんな同じのはず。”戦う”ことには迷いつつも”同じ夢”の為に戦うという決心は変わらない。原点に戻るアスランの自問自答がよくわかる。 ●カガリの選択。出立式で。 黙って踵を返して去るカガリを見送るアスラン。いいのか、というようにアスランに歩み寄るキラ。「いいんだ・・・・いまはこれで」もし自分が彼女なら、きっと同じ選択をしただろう。相手を大切に思い、幸せにしたい、ともに歩みたいと願っても、それ以上に大切にしたいものがある。「焦らなくていい・・・夢は同じだ」 前夜にキラと話し合った「夢」。”国民全体の夢”を背負うカガリ。何がより大切なものか、秤にかけるまでもない。彼女の決意をそのまま自分の決意に変えるアスランだろう。 『俺が、彼女と彼女の国を守る』かなw ●月へ向かう艦内でキラにシンを語るアスラン。 戦争は矛盾をはらんでいる。正しいかどうかは自分が身を置く陣営によって変化する。絶対的なものではなく、いつだって相対的なもの。所属陣営の大義で、罪ではないと刷り込まれ、戦い続けるシン。自分も同じだっただけに、アスランはそんなシンを救いたいと願わずにいられない。 やはり、シンの姿にかつての自分を見ているアスランだね。 ●ミーアの死アスランは悟る。自分が間に合わなかったことを。あの時無理にでも連れ出すべきだったと。自分だけが彼女を救えたはずだったのに・・・ あの時ちゃんと言えばよかった。ラクスにはラクスの、ミーアにはミーアの価値がある。偽ることでそれを手に入れることなんてできないのだと。そんなことは間違っていると。 役目をはたせなくなったら、囮として利用し、殺す。そんなことを正しいとする世界の一員になど、自分は絶対にならない!アススランはこのとき、かたく胸に誓った。 アスラン、泣きすぎ・・・と本編で思っていたけれど、ミーアの死が、”自分の黙認”により加速させてしまったことを悔いてのことなのが良くわかる。 ”無理やり連れ出す”ことは、実際には不可能であり、今だから思う結果論。自分がたまたまキラたちに合流できたことはすっかり忘れてしまっているらしい(笑) 責任感の強い、アスランのご愛嬌ってことで許しちゃうけどねw ●全世界に対してデスティニープランの実施が宣言された時 アスランはあらためて気づく。議長のプランがもたらすもの。それは平穏ではなく”死”だ。 「すべての命は、未来を得るために戦うものです。---戦ってよいものです」 ラスクの言葉に迷っていたアスランの心が決まる。善悪両面の顔を併せ持つ夢=欲望。人はおのおの戦って、何が正しいのかを選び取っていかなければならないのだ。誰かに与えられるのではなく。 自分たちは自分たちの生を確保するために戦う。すべての生に与えられた権利であり、義務であるから戦う。原初の生命の誕生から続くもっとも基本的な戦い。迷ってもいい。間違っても。それでもそのとき自分が正しいと思うことを、自分の手で選び取っていくしかない。アスランはいま、あらためてそう思った。 時代に翻弄され、苦しみ、迷い、悩んだ日々。カガリとの、たくさんの人々との出会い。それが現在の自分を創ったものであり、間違い遠回りした道でさえその都度選び取ってきた己の軌跡。無駄でも不幸でもない人生の賜物だったということに改めて気がつくアスランがよーくわかる。 戦う理由、答えのない答えをようやく見つけたね。 ●ミーティアを装着したジャスティスで戦場を駆り、戦いながらなおも自問するアスラン。巨大な力で自分たちの意思を無理やりとおそうとしている。 争い続けることがヒトの宿命なのか?種としての限界なのか。 ---いいや、違う! 人は断じてそんな存在ではない。 かつて憎しみにとらわれ、争った自分さえ、それを間違いだと悟った。人は自らそれに気づき、変わっていくことができるはずだ。 誰かに強要され、銃を取り上げられ、与えられた平和に甘んじる、そんなものではない。 だから今は戦わなければならない。 いつか自らの意思で剣を置く、その日の為に。 自問しつづけるアスラン。自らの答えは確信へと近づく。 ●ネオジェネシスの出現アスランの体を、焦燥と憤りの混じった激情が駆けめぐる。 なぜ、また、こんなモノを! わき起こった、議長に対する感情は、かつて父に対して抱いたものと重なる。最後まで分かり合うことができなかった、もっとも近く、もっとも遠い存在。 ---止めなければ! あー、ここはちょっと残念に思う。”ジェネシス”という力には父を思い出すアスラン、というのはわかるけれど、最終的に力で屈服させようとする事、議長という立場的共通点はあれど、デュランダルに自分の父親という特別な存在に抱いた感情を重ねるだろうか?うーむ。 ●デスティニー撃破、ミネルバ撃沈かつての母艦の撃沈は、自分でも意外なほどの痛みをアスランに与えた。 現在は敵対するものと、頭では理解していても、心はそれに追いつかない。 結局自分は裏切り者にほかならないという忸怩たる思いにとらわれる。 焦りとわきあがる怒りのままにデスティニーを討った。 どうしようもないやましさが身のうちを満たすのを感じた。 これが人間の業だというのか?・・・激しく迷いつつ。それでも砲口へと機体を走らせる。
ミネルバはムラサメ隊によってトドメを刺されたことに変更。 我を忘れたシンに対して、「バカヤロウ」と言い撃ったアレが怒りだったとは・・・ とりあえず”小説として”はそういうことらしい。 撃ちたくない敵として存在、理不尽な戦いというものを強調する意味では、アスランのそのような心情もあるかもしれない。 けれど、私としてはこの解釈は残念に思う。 ここでの戦闘においては”迷いのないアスラン”ではないかと思っているから。 戦いの一つ一つに意味がある、大義ではない、真の戦う理由がある。そう思うから。 ●議長室での銃声。レイの意外な行動、タリアの覚悟。一瞬過去に見た光景が重なる。 結局分かりあうことができずに、その命を断たれたひとであり、やはり最高評議会議長であった人の死に様が、いま目の前に斃れた人と重なった。 アスランにはまだ、わけがわからなかった。レイがデュランダルを?なぜ? この結末を招いたのは自分たちだ。それも自ら望んで。その事実を苦くかみ締める。再びデュランダルにパトリックを見るアスラン。なるほど、ここはそうかもしれない。 本編(FINAL PLUS)ではどう見てもキラの為にメサイヤに進入したような感じではあったけれど、ここで少しでも議長との会話を望んでいてのことなら嬉しい。 デュランダルは下心があったにせよ、アスランの父に対する呪縛を軽くしてくれた人。 アスランならばきっとデュランダルに対して何かしらの想いがあったハズでしょう。 しかし、本編と同じくデュランダルと会話する機会が結局得られなかったのはやっぱり残念だなぁ。 ワケがわからないのは、デュランダルとキラと交わされた会話の内容を知らないのだから、当然のこと。それもちょっと残念。 ●オーブ、慰霊碑前にて。「・・・・それが、俺たちの戦い---だな」 いくら吹き飛ばされても、また花を植える。 「何と戦うのか」に対して、初めて明確に表現された言葉。 ”花”という目に見える具体的な結果を示すことで、”戦い”という目に見えないものを表す。 花がいっぱい咲くこと、平和の象徴。 平和な世界を手に入れるまで戦い続けるのが、自分達の使命であり、権利であり、義務。 明日がある限り。 つづく・・・ 。。。。。。ゼィゼィ(息切れ...)
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2006/04/12
ここのところ、重い作品が続いていたために今回は楽な気分で鑑賞。多いに笑わせてもらった。 実は、ミュージカルもミュージカル映画もほとんど観たことがない。(もちろんこの作品も含めて) 観たとしても大昔に大昔の作品を何度もという感じ。その代表としては・・・ 「サウンド・オブ・ミュージック」「ウエストサイド・ストーリー」「マイフェアレディ」(^^;) 「シカゴ」も「オペラ座の怪人」すらも見ていない私が何故に「プロデューサーズ」を観ようと思ったのかは謎(笑)・・・以下、ネタバレか?? すっごい楽しかった。 レオの”ライナスの毛布”でくすくすと笑い、「最低の脚本家」で肩を大きく揺らし、「最低の演出家」でおなかを抱え、「最低の出演者」にはネタがわかってしまいそのまま噴出す始末。(もちろん人様に迷惑をかけるような笑い方はしてませんよ) ここはツボ、ここもツボ、またしてもツボ、なーんて思っていても、それは次から次へとやってくる。お約束の範疇をはるかに超えるお約束。 マックスの監獄での”おさらい”が私にトドメを刺した。忘れかけていたツボを、また最初から思い出してしまった。_(T▽T)ノ彡☆ 言葉遊びがまた面白い。ついには「頭韻を踏んでる」なんて自画自賛までw ”頭韻”なんてあまり日本語ではないのだけどねw とにかく楽しかった。 他に書きようがない。説明もしようがない。見事にそんな感じ。 強いて言うならば、「最低の演出家チーム」が最高!大好きだっ(笑) トニー賞はあなたのものでしょう!! EDロールも最後まで楽しませてくれた。 私も”本”はたまにそこを利用するぞ!(爆) 普段から、電灯がつくまで鑑賞しているけれど、やっぱりミュージカル!カーテンコールを見逃したらいけないね。 総評:★★★★☆ オススメ度:★★★☆☆+ やっぱりミュージカルは苦手ってひと、少なくないしね。
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「機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション~砕かれた世界~」 のテレビ放映スケジュールが決定した模様。 【TBS】 5/1…25:59~27:05 5/2…25:59~27:05(野球中継延長による時間変更の可能性あり) 【MBS】 5/3…9:55~10:50 5/4…9:55~10:50 TBSの予定未定の深夜枠から4/25・26あたりが臭いと”月間のTVガイド”をみて思っていただけにショック。 玉置成実の新曲「Result」の発売日が5月3日。まぁ、そういうことですねw しかし、5月は、GWは忙しい。珍しく”嫁”をしなくちゃならない。 地元での放映はたぶんありえない。 GWは相棒も帰省しちゃうし・・・まぁ、GW後半には見られるだろうけれど、やっぱり悔しいなぁ。(あくまでも総集編だということははわかっているんだけど) ちなみに「Result」の歌詞の一節♪輝く未来は君の為に、愛しい記憶はぼくの為に。絆はいつでもつながってる。あの日の約束胸に、ぼくらは奇跡を叶えてく・・・ 「Reason」の続きなワケで、当然”アスカガSong”でしょ。泣けちゃうよ~「Result」 玉置成実/シングル/¥1,223(税込)/Sony music 初回仕様には 1:「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」ワイドラベルステッカー(シン・アスカ 描き下ろし) 2:玉置成実スーパーピクチャーCDレーベル 3:ブロードウェイ・ミュージカル「スウィート・チャリティー」先行予約 ※「玉置成実 Special web site」で試聴できますよ~ ・・・それなのに、何故に”シン・アスカ”描き下ろし??
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2006/04/11
「クラッシュ」同様、アカデミー賞がらみによって、やっと上映されることになった作品。 ”男同士の友情もの”が大好きな私だけど、さすがに一線を越えたカタチに対してどう表現して良いものやら少々戸惑っている感じあり。作品のメッセージを読み取れているかもよくわからない。(以下ネタバレあり) 子供の頃から心が満たされることなく育ったイニスとジャック。 環境や境遇は違っていても、どこか同じ匂いを感じ、お互いに心を開いていった二人であり、純粋に心を許しあうことで友情が芽生えるのはわかる。しかし、そこから肌をあわせる=愛情に変わる・・というのが残念ながら私には理解に苦しむところ。身体の触れ合いは心の延長であるともに、結果でしかないとしか思ってる部分があるからかな? だからその行為自体には、お互い肌のぬくもりに飢えてのことだろうな、とか、傷を舐めあっているのだろうな、とか。思ってしまう。 別れている時間、イニスにしてもジャックにしても、無意識にも同じ事を身体で求めようとする。結局その結果だけを求めてのことではないだろうか?だから心は満たされない。 ジャックの想い。 欲しくて欲しくて、やっと手に入れることができた”愛”。愛に満たされた日々。しかし仕事の終わりと共に手放すことしかできなくて・・・また満たされない日々。もう一度欲しくて、満たされたくて、やっとの思いはかなっても、思うようにはならず。こころの穴を埋めるように代替をたててもやっぱり満たされることはなく、いつまでもイニスを求めて止まない。そして何より最後まで諦めることなく、それゆえに最期に全てを失ったジャック。
イニスの想い。 欲しい、満たされたいという思いは同じ。それでもここまでなのだ、どうにもならないのだ、恐いのだ、という思い。子供の頃に見せ付けられた忌まわしい出来事。トラウマ。いけないことだと世間の目を恐れ、身の破滅を感じ、疑心暗鬼にかられ、全てを望む想いとは裏腹に望むものはないと、解放されたいと願う。全てにおいて途中で諦めることしか出来なかったイニスは最後に全てを手に入れる。 難しい・・というか、何をどう捉えてよいのか良くわからず、戸惑いまくったこの作品ではあるけれど、純粋な二人の心の繋がりは美しいと思った。 そして、イニスがジュニアの結婚式に出席すると承諾したこと、クローゼットにかけられたシャツと青い鳥が飛ぶ、ウィスキーの川が流れる懐かしい山の写真。そしてEDの歌詞。最後の最後でやっと何かがわかったような気がした私だった。(気がしただけかもしれないけど) 最終的に、やはりこれは「友情」のなかの「自然な愛情」として捉えたい、という感じだろうか。
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2006/04/10
そう言われてしまうとぐゥの音もでなくなりそうな今日この頃。 ”汚染度”が下がるどころか上昇しているかも・・と恐ろしくなってたりして。 とはいえ、「エウレカセブン」も終わってしまったし、週に必ず観ているアニメはぶっちゃけ「名探偵コナン」「BLOOD+」「学園アリス」の3本。 4月から「機動警察パトレイバー」と「ツバサクロニクル」が加わって5本? 「仮面ライダーカブト」のオマケをつけても6本。(自慢は出来ないが・・大汗) でも、どれもリアルにこだわっていなし、可愛いものでしょう?(自己弁解) なんだけど、『この世は”偶然”なんてないわ。あるのは”必然”だけ。』 と壱原侑子さんに言われれば、”京極好き”な私としてはどうしても観たくなってしまう、「×××HOLiC」 しかし、この深夜枠「×××HOLiC」 、 地元放映がないということで、毎週録画を相棒にお願いしたら、「アニメしか観てないんじゃないの?」 と突っ込まれた次第。とほほ。。《機動警察パトレイバー》 劇場版パトレイバーは3作とも観た。TVシリーズは見たことがなかったからかなり楽しみにしてたりして(笑) OPの歌。仁藤優子に笑撃w。 そして、香貫花クランシーに”井上遥”、南雲しのぶの”榊原良子”、榊清太郎の”阪修、に「おお!&へぇ~」と歓声。 一話「イングラム機動」・・・ああそうだ、後藤隊長だ!「劇場版2」ではこのすっとぼけた彼にメロメロだった(嘘w) それから・・・かつて、1年遅れだった地元放映に我慢がならず、リアル分録画をお願いしていた「テニプリ」(地元も先日終了?) 気が付けばいつの間にOVAなんか出てるし。アニメーション制作が”I.G.”だということでまたびっくり。《テニスの王子様 Original Video Animation 全国大会篇》 ”DMMオンラインレンタル”が借り放題なのをいいことに借りてみた。 「え?1話だけ??」 それなのに買うと3990円もするらしい。2巻からは2話ずつの収録のようだが、買う人、いるのだろうか? 「BLOOD+」も「×××HOLiC」もI.G.。「パトレイバー」も押井監督。 偶然とはいえなんか、I.G.づいてる?? 否!これはまさしく”必然”だな。
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2006/04/08
「リクの前でどんな顔をしたらいいのか。何を話せばいいのか、わからない。」 小夜の望むままに・・・というハジ。それは”今のリク”も同じであろう、と告げるハジの言葉に思う小夜。 「それじゃカイはどうすればいいの?」 辛いのは自分だけではない。カイも苦しんでいる。家族として思いやる心を忘れない小夜。これが”以前と違う小夜”か? 今回のチェックポイント (1)アンシェルの企みについて、ジェイムズに話を持ちかけるソロモン。どうであれ「デーバの為のシュバリエであること」と再確認するのみ。 (2)リクは小夜に従うもの。シュバリエ。ハジと同等の能力を持つ可能性があるリク。もう食事も睡眠も必要としない。 (3)体の変調に違和感を感じ、不安に駆られるリク。シフに襲われ、自身の決定的変化に気がついてしまう。血を欲するリク。 (4)シフ、能力的に翼手であることは間違いないようだが・・・まだまだ謎だらけ。 「リクは人間だ!」事実を認めたくないカイ。 今のリクに必要なものは小夜、そして血。それだけ。 ジョージ亡き今、リクを受け止め支えるのはカイの役目だとデヴィットさんは言う。 「俺、・・・どうしたらいいんだよ?!」 ただひとり人間として取り残されてしまったカイ。 「お前は俺が面倒をみる!」…血の絆(ちょっと違っ ^^;) 人間ではなくても「リクは”弟”」それがカイの答え。 【今週のデヴィットさん】 『人が人でなくなる瞬間を目撃しているんだもの』 そしてコリンズ教授の期待に応えるために・・・と言うジュリアさん。 寝食の時間すら惜しんで研究に没頭するジュリアさんを懸念するかのようなデヴィットさん。 それともタバコの吸い過ぎが気になった?(笑) 追記:第3クール突入!OPとED変更。第一印象としてはちょっとイメージ違うかなぁ。
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2006/04/07
「機動戦士ガンダム DVD-BOX1・2」 ついに出ちゃうって。 おとといくらいの日経新聞朝刊で『創通、ガンダムで好調』って感じの記事には敏感に反応はしていたのだけどw 「この期を逃していつ出す!」 って感じで踏み切ったのかな?最後の切り札だったのでは? BOX1:第1話「ガンダム大地に立つ!」~第24話「迫撃!トリプル・ドム」 BOX2:第25話「オデッサの激戦」~第43話(最終話)「脱出」 12月22日同時(一斉)発売。 特典:特製アクションフィギュア「1/200 RX-78-2 GUNDAM Limited edition」 (※9月14日予約まで、BOX1のみ) あわせて7万円弱(定価)で。20%前後の割引で5万強位かな? いくらなんでも買わないだろうなぁ(笑)
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2月半ば、新聞で評を見た時から「観たい」と思っていたけれど、地元では上映される気配もなく残念に思っていたところに、アカデミー賞の受賞。そのおかけで地元で見ることが叶った。(以下ネタバレあり)
結果から始まり、”昨日”に遡って事の発端を見せ、経緯が明らかになり、その顛末に至り(最初に戻る)、その後が描かれるという流れ。2重3重の出来事が複雑に絡み合って、数組の無関係な者達が微妙に係わり合いを持ってくる。そこに常に付きまとっているのが「人種差別」という問題。いともやすやすと発せられる暴言であり悪態。全てにおいて”まず人種ありき”でことが運ぶ。 「人種差別」というカタチのない凶器。 判断基準はただ見た目。そこには真実さえもない。互いが互いの言葉を聞かず、ただ「違うから」というだけで恐れ、最終的にはどちらも”力”で相手を制圧しようとする。 偏見と被害妄想の連鎖。 結局、何故、何が原因で、どうしてそうなのか、どうすべきなのか。結論が語られることはない。 『むなしい・・・』中盤までずっとそんな思いで観ていた。 3度涙が溢れた。 横転した車の中に取り残され”助けて”と思いながら「あなただけはイヤ」と、前夜受けた屈辱から、救出を拒絶する女性の痛々しさに。 「透明マント」を手放した父親を守るために銃口の前に飛び出す少女。逆恨みから、空砲だったとはいえ、父親を、少女を撃ち立ち竦むペルシア人の老父に。 そして、たった2日間に起こった様々な出来事から彼ら当事者たちのちょっとした、それぞれの心の変化に。 その変化は”希望の光”だろうか? そうあって欲しいとは思うけれど、当事者以外には極些細な日常的な出来事であることには変わりなく、それすらも希望でしかないような気がする。 映画の最後でまた始まる別の小競り合い。やはり答えはどこにもない。 ”戦争”意識がそうであるように、”人種”意識も薄い平和国日本。 島国であったが故に”一億総日本人”という姿がそのまま続いている。 しかしどうだろう。北朝鮮による拉致問題。不法外国人労働者の増加。それに伴ったかのような外国人による犯罪の急増。 逆に”総日本人的意識”がそれらに対する恐怖を感じ始めているのではないだろうか?「自分たちとチガウモノタチ」を排除しようとする心が知らず知らずに出来ていないと言えるだろうか? 一体ヒトはいつもヒトの何を見ているのだろう? 目を曇らせなければ、自分を自分で貶めていかなければ、きっとそこに天使は見える。 そう信じたい。 と言いつつも、やはりどこか”映画”という観点から抜け出せていない純日本人な私。 ”映画として”、最初に書いた作品の流れ、見せ方がとても良かったと思い、面白かったと言ったら不謹慎だろうか? 重苦しく、やりきれない気持ちにさせる作品で有りながら、打ちひしがれて見終わったという感覚が少なかったのは私だけだろうか? ”甘い”と言われるかもしれないけれど、きっと誰にでも「天使」はいる、そう思っているからかな。
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2006/04/06
御用達その2の映画館へ「クラッシュ」を観に行った。(感想は後ほど。^^;) この映画館の場合、入り口の脇にあるゲーセンについ立ち寄ってしまうから困りもの。 本日も例外ではなく・・・ ゲット品:その1 2種類の音が出る!「サウンド付き・ビームサーベル」 電池を入れると本当に音が出た(当たり前だ) (1)ビンッ!・・・・サーベルを抜いた時の音。 (2)クゥワガガガガガ……サーベルで切り裂いた時の音。 音を表現するのは難しいなぁ。 ※使用金額:500円 ちなみに「光るビーム・サーベル」もあったらしいが品切れ。
ゲット品:その2 こっちはゲームじゃなくて運試しのカードダス。 ネーミングに誘われて・・・つい。 「ガンダム SEED DESTINY クリアプレートグラフィティ LOVERS 」 ※使用金額100円 真面目に一発で引き当てた。ちょっと感激だった。 レアカードはキララクとシンルナの平井画書き下ろしらしい。 なんでアスカガはレアにはないのだろうか・・・・? アカデミー賞受賞作品、それも思い切り”社会派”な作品を観ようとしている自分とゲーセンで、アスカガ出してニンマリしている自分。 どちらも同じ人間で、どちらも本当の私。それも有りだよね?
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2006/04/05
ハリソン・フォードです。 劇場で見たのは「ホワット・ライズ・ビニース」以来かな?あの時は悪いヤツだったなー(確か、うるおぼえ) それに対して今回は、どこまでも愛妻家で家族思いのいいお父さん。 (以下ネタバレあり)
銀行員が家族を人質にされ強盗に手を貸さざる得なくなるというストーリーは普通。特にどんでん返しなどは起こらない。ただ「セキュリティの最大の弱点が設計者」という盲点を上手く利用した銀行強盗計画であり、高額預金者100人から少しずつせしめる、というどっか善意溢れる(?)作戦は「ほぉ~」という感じ。 『ひとりあたり高々1万ドル(120万円くらい)だし、一般人の10円未満程度の損失なんだろうな。まいっかで済む?』と、そういう問題じゃないだろっ、と突っ込まれそうな想像をしてみたりしてw とにかくわかりやすく、次なる展開を予測しながらも、それでも一応ドキドキしてしまう。それがまた予想の範疇を越えないのだけど、何故かハラハラしてしまう。そんな繰り返し。そんなこんなでそこそこ楽しめた作品だった。 最後の格闘、ハリソン・フォード頑張れ!そんな感じで見てしまう。 それにしても時間的にかなり長いシーンだったなぁ。 「老骨にムチ。痛々しいなぁ」とか、「ああ、インディ・ジョーンズの前哨戦か?」なんて思ったりもして。 ツルハシ・・・これはかなり痛い(^^;) そういえば、ジューサーミキサー?そうか、花瓶より丈夫だよなぁ・・・突然最初の一歩を思い出した。 ともかく、全部正当防衛で済むんだよね?コレ。(突っ込みだしたらキリがなくなりそうだからもうやめようw) ”まだまだやれる”と確信(?)出来た今作品、インディには期待! さて、クロエ(違っw) 相変わらず、胡散臭いんだか、優秀なんだかわからない秘書役やってたね。 出てると知らなかったから、吹き出しかけた私。 「24-Ⅳ」まだ見ていないんだよなー。 ここまできたら秋のTV放映を(あると信じて)待つことにするかなぁ。 評価:★★★☆☆+ オススメ度:★★★☆☆+ ハリソン・フォードの「普通」の映画、ってことで。
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2006/04/04
(1)車検 新車購入から早くも3年。ついに車検の時期が・・・(ああ、余計な大出費が。。。) 購入時に5年保障の”スペシャルコーティング加工”を施したので、そのメンテも兼ねて2泊のお泊り。 当然代車をお願いしていたわけで、「ケイでいいですよね?」と担当営業さんに言われ、問題ないのでそのつもりでいたのだけど、今朝、営業さんが乗ってきた車は”グランディズ” 。。。(^^;)おぃおぃ。どこが軽自動車なんだ? 「たいむさん(仮)なら大丈夫だと思って♪」 そら、大丈夫ですよ。大きめの車も乗り慣れてましたから。しかしこのギャップには一瞬唖然とした私だった。 その、グランディス、TVこそないけど見事にフル装備。夜にライトを点けたらディスチャージ。「おおっ!明るいっ!」ちょっと感動。どうやらかつての試乗車のようだ。 コーナーやバックセンサーまで付いていて、車庫入れでは”ピーピー”とやかましい。 「じゃかあしいっ!わかっとるわいっ。」 何気ないプレッシャーに苦笑。
(2)新日本語の現場「方言の戦い」 読売新聞(朝刊)不定期連載のこのコーナー。結構面白ネタがあり、お気に入り。 この4月から第3社会面に移動。 再開の第1回目は「きしょい」(気色悪いの関西弁)と「きもい」(気持ち悪いの関東~全国)のとの対比で話は進められていたが、この話題は「関西弁VS関東ことば」の序章らしい。 今後も、新発見的面白ネタがあったら、紹介しようかなって思っている。 それにしても、「きしょい」も「きもい」もどちらも使いたくない言葉だなぁ。 ちゃんと「気色が悪い」「気持ちが悪い」とどうして言わないのだろうか? (・・・・ああ、それは年をとった証拠だろうか。。。大汗)
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2006/04/03
アニメ・ヒーロー・ヒロインズ切手 《第4集:名探偵コナン》 本日発売にて購入。 今回は1シートのみ。アニメアニメしてなくってなかなかいい感じ。しばらくは保存かな? 《第2集のガンダム》《第3集の999》もそれぞれ1シートは保管中。 こうなると、《第1集のポケモン》を知っていても買わなかったのがオシイ感じ。 でもいらなかったんだよね、ポケモンは。
(過去関連記事は コチラ )
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2006/04/02
とりあえず、ひと段落したかのようなココログの惨劇。 とはいえ、ちょっと恐くて設定を元に戻せないでいる私。 (本当は本文の可変設定、いやなんだよねぇ) 相変わらず、夜になるととたんに重たくなるレスポンス。 いつかきちんと改善されるのか? 初日に泡食った「コメント認証」。 いつの間にか、なくなったかのような「コメント認証」 お知らせの第五報でやっとそのことについての報告がなされた。>お客様の利便性を向上させるため、コメント投稿時の画像認証の >出現頻度の調整を行いました。 ほほ~~。そうだったのね。あることはあるんだ(笑) ということなので、当たった方、逆にラッキーかもしれません(爆)
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2006/04/01
「私、もう逃げません、闘いが終わるまで、ディーバを倒すまで、もう逃げません」 リクの時間をとめてしまったことへの自責の念。翼手でもあるという逃れようのない現実。共に戦うというデヴィット、「赤い盾」のメンバーの無念。 「ディーバを切れば、みんな終わる。きっと全てが。」今度こそ、今度こそ全てを背負って戦う決意をしたのか?小夜!
今回のチェックポイント (1)リクは人間から翼手への変化の過程を観察できるサンプルとして「赤い盾」に利用される?それでも「サンプルではない、ひとりの人間だ」とコリンズを窘める長官ジョエルは「良心と責任」のひと。 (2)1883年の「ゴルトシュミット家の惨劇」の始末をつけるために誕生したのが「赤い盾」。何かしら翼手に因縁を持つ者達の集まり。 (3)リクは小夜のシュバリエとなった(らしい)が、リクの体内に”DNAの新しい塩基”が確認される。ジュリアさんたちは小夜以外方法での翼手の抑止・殲滅の為の何かを研究しているのだね。しかし、ジュリアさんとコリンズ(教授)は師弟関係だったのかぁ。 (4)久々アルジャーノ、偶然か?それともコリンズが「赤い盾」のメンバーと知っての策略か? (5)追跡を続ける岡村・真央組。岡村さん、勘のいい人だ。何気に確信に迫っているようだし。別の方向から謎解きしてくれそうだと期待しよう。でも。。。気をつけないと危ないよw
【今週のデヴィットさん】 小夜が自身で記憶を取り戻すことが最善と、良かれと思い隠したことが、結果裏目に出てしまった。 全て(?)を知った小夜に改めて協力を要請する。新しい刃を持って。 「今は君しかいない。我々も一緒に戦おう。」
ジョエルに「君のような強さが欲しい」と言われるが、そんなことはないと答えるデヴィットさん。 ジョージを失うことになった事、リクやカイを巻き込んだ事すら己の責任と悔いている。 親子2代(以上)に渡って「赤い盾」で活動するのはジョエルとデヴィットさんのみ。 なるほど、ジョエルの信頼がそれだけ厚いということがわかる。
「翼手」に対する怒りと恨み。死んでいった者達の嘆きと悲しみを背負うデヴィットさん。 でも本当にそれだけ? 一体、何が彼をそこまで掻き立てるのだろうか?
追記:ジョエル、お願いだから「~だが、」とか言わないでください。平常心で見られなくなります(冗談ですw) 追記2:小夜決意表明時のBGM、やっぱりいいなぁ~こういう曲大好き。
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