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2006/03/31

小説版「機動戦士ガンダムSEED DESTINY(5)選ばれた未来」

Seedd_5_1 仕事帰りにいそいそといつもの書店へ。明日発売の
小説版「機動戦士ガンダムSEED DESTINY(5)選ばれた未来」(著:後藤リウ)をゲット。
アスランが、自分の思うまま、シンを止める為にムリを押してまで”インフィニット・ジャスティス”で出撃したが、結局シンを説得するには至らぬままにお互い撤退を余儀なくされ、さらに回復しかけていた傷口を開いてしまい血まみれで収容、というところで終わった第4巻。
最終巻である第5巻は、カガリの演説&ラクスの公衆への出現~オーブ慰霊碑前でのキラとシンの和解まで。TVシリーズでいえば43話「反撃の声」後半から「FINAL PLUS」まで。(※50話部分は「FINAL PLUS」バージョン)

ざーっと全体に目を通し、気になるポイントだけ熟読。
「ふむ、ふむ、なるほど・・・」 な感じ。
バタバタと展開していった第4クールなだけに、補完がとても生きていて嬉しい。
アスランばかりでなく、あっちもこっちも、うふふふふ。(&解説は必読♪)

以下、ちょっとネタバレ。読むもよし、読まぬもよし。
(あー、こういうときは便利だわ、この機能......ちゃんと動けばだけどw

慰霊碑の前でのこと。
ここは全てがシンの視点で描かれている。
。。。うん、そうだね。それが一番妥当であり、いいのだと思う。
最後は「シンの明日」ということで”DESTINY”は締め。
よって、3方向へ別れて歩き出した時のそれぞれの想いは想像するしかない。
(個人的にはすこし残念な気もするけれど)
小説は、「シンで始まり、シンで終わる。」 とても自然な形で良いと思う。

さて、アスラン至上主義者(とまで言われるようになってしまった)な私としてのツボを少し公開。

コペルニクスでのショッピング?の部分。
ラクスのガードが手薄なこともあり、最悪の事態を懸念するアスランを横目に”ランチにピザ”で盛り上がる面々。
自分だけはしっかりしなければ・・・
アスランはピリピリと周囲に気を配り、とにかくラクスの安全を第一に考えて行動しているにも関わらずのんびりムードのキララク。周囲の苦労を余所にして、相変わらず暢気な2人にはわかっちゃいるけど呆れ果て、キラには小言のひとつも言いたい気分で憮然としている、そんなアスランを察して、
「大丈夫だよ、アスラン、もう。ぼくも、ラクスも。・・・だからそんなに一人でがんばらなくていいから。」
という、キラのいたわりと戒めを含んだ言葉には、アスランも
自分がなんとかしなければ・・・ついそう思って、いつも彼(自分)は周囲を見回す余裕を失ってしまう。過剰な自負心はいいものではない。もっと自分たちを信じろとキラは言っているのだ。
ハッとして、いつも繰り返してしまう己の短所的部分を一旦は回顧してみるものの、
”わたくしは、お会いしたいですわ、彼女(ミーア)に”と言うラクスをあっさり許してしまうキラであり、
「大丈夫だよ、アスラン。罠だってわかっているんだし、みんなもいるし、ね?」
と言うキラには”みんな!?”の部分に強く反発するアスラン。
身体能力やMS操縦の能力は右に出る者がいないキラであっても射撃の訓練は受けていない。ラクスは問題外。頼りになるとしたら一応軍人であるメイリンのみ。
やっぱり、自分がしっかりしなければ・・・・・・アスランは再度、深く心に誓った。

所詮キラはキラ。結局アスランはアスラン(笑)。
”親友キラ”に対しては、それでこそアスランだよ!
「自分よりちょっぴり大人を感じたのはやっぱり錯覚錯覚。俺がこーなったのはお前のせいでもあるんだぞ、キラ。わかっているのか?お前」
ってアスランの愚痴が聞こえてきそうだし。
(認めてないわけじゃなく、せっかく見直したのに、コレかよ~ってことね。)

オーブ出発前のカガリとのこと。
微妙にかみあわない本編とFINAL PLUSを上手くつなげてしっかりハグさせてくれた(感謝)
ここでのカガリの気持ちには痛々しく切なく思い、アスランの寂寥には心が痛むけど、二人の心が離れたわけではない。夢は同じ。行こうとしている未来も同じ。いつか必ず・・・と信じて。
「子供の時間は終わり」、そういうことだね。
で、大人な時間のはじまりだぁ!(え?なんか違う?)

とにかく、シンとレイの最後とか、イザ・ディアのその後とか、ムウマリュは・・いっかw
他にも話題(補完)が満載。
毎度のように、じっくり読んで、それから補完部分の紹介・感想などを記事にしたいと思う。思ってはいるけど時期は未定。久しぶりでもあり、神経すり減らしながらの投稿になること間違いなし。おそらく激長文。今回はどう切り分けようかなー。とりあえず、お楽しみに・・・ってことで。(こんなんで誰が楽しみにするんだろうか?^^;)

追記:池田秀一さんの解説はとても興味深い。というか、まったく議長そのもの(笑)
元を正せば、「シャアがででる!」で見始めたDESTINY。
”それも有り”というご本人の意図も含め、池田さんの思いで演じられた”ギルバート・デュランダル”をそのまま受け取っていたと改めて知った次第。
その技量・力量は言うまでもなく・・・ただただ脱帽するのみ。

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コメント

たいむさんの解説読んでると読みたくなってきちゃうよなぁ~。
エニウスセブンを落とした黒幕は分からずじまいですかね?

投稿: Brian | 2006/04/01 05:48

■Brianさん、こんばんは♪

>たいむさんの解説読んでると読みたくなってきちゃうよなぁ~。
お褒め?いただきありがとうございます♪

後藤さんの後書きに「買って読んでね」とありましたよ(笑)

投稿: たいむ(管理人) | 2006/04/01 20:15

ちょうご無沙汰しています!!!

>所詮キラはキラ。結局アスランはアスラン(笑)。

一緒に(笑)
あの二人の「大丈夫」の根拠がいまだよくわからない私です。笑

アスランこれからどうやって世界を見ていくんでしょうね。
政治家を目指してはほしいけど…
剣として使われる立場でなく、全身全霊で世界に貢献する道を…(そして幸せになって欲しいです)

感想書き逃げですみません。
もうすこしで落ち着くはずなので、またメールさせていただきます!!!!

投稿: くりっぷ | 2006/04/03 00:23

たいむさん、こんばんわ。

小説、やはりカガリの別れの決意が痛々しくせつなかったですよね… このあたり、泣けそうだったのでさぁ~っと読んでしまいました。(苦笑)
ただ、カガリの「体は離れても、心はいつも彼と共にある」を前向きに受け止めて、「恋人」として傍にいられなくても二人の絆は恋人以上に強いものになった、と思ってますけどね…
アスランも宇宙に行ってから何かにつけカガリを想って戦ってるシーンがあったのがよかったし。

感想、早く書きたいと思っているのだけれど、まだいろいろと自分の中で整理できていません。

ところで私、某所をほんとに昨日知ったんですけど。あはは。ごめんなさいというべき?
やっぱり「至上主義者」という私の評は間違ってなかったようで。(笑)

投稿: 小波 | 2006/04/03 01:22

わア!出てたんだー!
PASH!6号を探していて気付かなかった。
こちらは今日福岡では発売ってことらしいから無くって。
読むぞー!買うぞー!情報ありがとう。
そして次回詳しい感想を楽しみにしています。

投稿: 千羽鶴 | 2006/04/03 18:31

■くりっぷさん、こんばんは♪
お忙しい中のコメント感謝です。

>あの二人の「大丈夫」の根拠
(笑)私も良くわかりません。
結局アスランひとり舞台になっちゃっうわけですしねぇ。(それはそれで久々の見せ場として燃えましたがw)

>剣として使われる立場でなく、全身全霊で世界に貢献する道を…(そして幸せになって欲しいです)
あーもう♪まったくそのとおりですよ。
政治家が妥当なのかは良くわからないのだけど、少なくともキラとは根本的に違いますからね、アスランは。

>感想書き逃げですみません。
いえいえ、こうして足跡をいただけるだけでとても嬉しいですよ。

くりっぷさんの負担にならない程度に、またお話しましょう。

投稿: たいむ(管理人) | 2006/04/03 21:20

■小波さん、こんばんは♪

> このあたり、泣けそうだったのでさぁ~っと読んでしまいました。(苦笑)
しっかり嗚咽をもらしつつ、読んだ私です(笑)
もう一箇所「祈り」のところも。

>アスランも宇宙に行ってから何かにつけカガリを想って戦ってるシーンがあったのがよかったし。
これでもか!ってくらいに書かれてましたよね。最後の最後まで♪
アスランがメイリンを気にする1行にはあらら?と思いつつも、エターナルが危険な状態になるのはわかってるし、それだけ責任感の強い彼だしなぁ、で自己決着w。

>やっぱり「至上主義者」という私の評は間違ってなかったようで。(笑)
(汗)なんとでも言ってくださいませ。
もう否定はできないようですし(笑)

小波さんのところ、汚ししすぎそうなので、ここで失礼。

>>議長25%、アスラン25%、シン15%、レイ10%
やらたと議長が多かったのは感じましたけどね。
(後の配分はちょっと適当な感じもw)
TV版を事細かに再現して、そこに心理描写&補完を付け加えた5巻なので、それだけに広範囲にわたっていたことは間違いないと思います。

>>切ない余韻
それも含めて感想のアップが今まで以上に難しく思ってます。

投稿: たいむ(管理人) | 2006/04/03 21:40

■千鶴さん、こんばんは♪

でましたよ~~。
コレで一気読み全5巻ですねw
飲まず喰わずで1日あれば読破可能でしょう(笑)

投稿: たいむ(管理人) | 2006/04/03 21:48

アスランの記事は、たいむさんに任せた!

ショッピングシーンのアスランは、読んでいて楽しかった。
あぁ苦労人
でもそこがアスランなのですよね(笑)

それでは、激長文感想楽しみにしております(うふふ何部作だろう)

投稿: すずしろ | 2006/04/10 22:02

■すずしろさん、こんばんは♪

>でもそこがアスランなのですよね(笑)
そうそう、そこがアスランなんですよねぇww

ほんと、どう書いてよいのやら、今悩んでます。
やっぱり小説版のレビューは消耗が激しい。。。
でも、誰かがそれを読んで、全編を読んでみようかな?とか思ってくれると嬉しいですよね。
最後だし、頑張ってみるかなぁ。

投稿: たいむ(管理人) | 2006/04/11 19:07

私も遅ればせながらやっと小説版種運命を読破しました。
ただただ呆然とする結末だったテレビ版の最終回が、補完された内容に感激です。(笑)
特に、何で泣いているのか、伝わり難かった、シン号泣のシーン。
彼の深い悔恨と反省の意味があったんですね。ちょっとシンを見直しました。(笑)

投稿: nick_right | 2006/04/13 22:08

■nick_rightさん、こんばんは♪
>ただただ呆然とする結末だったテレビ版の最終回が
あの最終回は本当に唖然呆然でしたよね。
FINAL PLUSがなかったら、もう2度と見なかったかもしれない・・(半分冗談、半分本気w)
ほんと、補完内容には感激でしたね!

>ちょっとシンを見直しました。(笑)
終わってしまい、尚更アスランにしか目が行かなくなっているけれど、小説で最後をシンで締めくくるっていうのは良かったかなと思ってます。
そうでなければあまりにも救われないし。
レイとシン補完も良かったですよねw。

投稿: たいむ(管理人) | 2006/04/14 16:50

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小説版の最終巻読みました。 と言っても時間の都合上、かなりナナメ読みです。しっかり読んだのはアスランとカガリ関係のところ中心で。(笑) でも実はこれまでの小説版すべてさぁっと一読という感じなので、もう少し落ち着いたら1巻からゆっくり読み直したいなぁと思っています。 ということで、毎度のことですがアスカガメインであっさりめに感想いきます。 ネタバレを含みますので、未読の方はご注意下さい。   (この後けっこう書いて一旦保存しようとしたところでサーバーダウンしてしまい、せっかく書いたもの... [続きを読む]

受信: 2006/04/10 05:35

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