「ミュンヘン」みた。
エンドクレジットの後ろに見える風景、何かを彷彿させるあのツインのタワーは”今”におけるメッセージなのだろうか。
(以下ネタバレあり)
アヴナーはどうして暗殺チームに加わることを決意したのだろうか?何が欲しかったのだろうか?彼を動かしたものは何?「愛国心」それだけで?そこがどうしてもわからなかった。
『一日で決意できないものは、一生決意できない』確かにそうかもしれない。
組織も馬鹿じゃないから、彼が「受ける」と確信しながら(逃げようのない)打診をしたのだろうが。
「ミュンヘン事件」における報復。アヴナーらの活動の発端はそこからだが、この争いは千年以上の時をくすぶり続けている問題。今更、声高に国家を挙げての争いではない。全て水面下での出来事であり、闇から闇へと葬られていく。関わった時点でその「存在」ですら抹消されるのだから。・・・そんなのアリ?彼らは生きているし、家族もいる。なのに存在が無い。繋ぐものはお金だけ?
(時代はともかく)敵味方、見境なく”武器”を売る「武器商人」がいた。
そして、ここにも敵味方、見境なく”情報”を売る組織が存在した。世の中全て金・金・金。
いかにも人の良さそうな大元締めの「パパ」は言う。
『君の事は気に入ったが、忘れるな、君は”家族”ではない』
自分が傷つけることはしないが、”守るべき対象ではない”ということか。
「国の為、家族の為に」という”大義”で暗殺を繰り返す。そしていつしか己自身が、その敵の”大義”によってに狙われ始める。
そんなことは当の昔から繰り返されていた「争いの連鎖」。
隠れ家はあるにしても、私には彼らがとても無防備に見えていた。
『殺されたから殺して、殺したから殺して、それで最後はホントに平和になるのかよ!』
これは”彼の国姫君”が言った言葉だけれど、アヴナーが最後にこの疑問を口にする。
「そこに終わりなんかないのだ」と。
ほっとした。彼は気がついていたのだと。
しかし同時に、アヴナーに「戻れ」といい、それが叶わないと知った時、ただの食事すらも断り、ひとり戻っていくエフライムにはアヴナー同様、見送るしかないのだと思った。彼なりに「愛国心」という正義があり、その信念を貫くということは彼の自由であり、決意なのだろうから。
この映画を観ている間、ずっと”姫”の言葉が脳裏によぎっていた。また「力によって奪い取ったものは、また力によって奪い返される」ということも。
単に人種や領土問題だけではなく、思想や宗教が絡み合って長い年月をかけて、さらに複雑化している問題であり、紛争の数々。そこに新たに”第3者”ともいうべき存在の介入まである。今や本来の争点など誰も知らずに闘っているのかもしれない。もはや歯止めがどこにも見つからない。
アヴナーと祖国について語っていたアリの言葉。
『Home is Everything.』・・・「祖国がすべてだ」訳されていた。でもそこにはこんな意味も含まれていると思う。
”Home”すなわち”帰る場所” 誰しも”本来あるべき人間らしい姿で安らげる地”を求めているのだということ。
何かあった時、”料理”に固執したかのようなアヴナー。
温かい色合いの”キッチンのショールーム”が妙に心に残った。
彼こそ誰よりも、奥さんと子供の待つ”Home”に安らぎを感じていたのだから。
※ちなみに”姫”と言うのは「カガリ・ユラ・アスハ」という”オーブ首長国”の姫君で、現在は同国の国家元首。コズミック・イラという年代でモビルスーツが汎用されている世界のお話。
| 固定リンク | 0
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 「ミュンヘン」みた。:
» ミュンヘン [ネタバレ映画館]
また爆弾の量を間違えちゃったよ・・・ってシャレにならないんですけど・・・
イスラエルとパレスチナの仁義なき戦い。復讐が復讐を呼び、際限なき憎しみが連鎖する。ご存知のとおり、スピルバーグ監督はユダヤ人であるけど、どちらが悪いなどといった次元の映画ではないことは確かだ。1972年のミュンヘン・オリンピックにおけるパレスチナの“黒い九月”というテロリスト・グループは引鉄となり、報復合戦がはじまったと�... [続きを読む]
受信: 2006/02/08 22:53
» 映画館「ミュンヘン」 [☆ 163の映画の感想 ☆]
1972年ミュンヘンオリンピック、パレスチナゲリラによってイスラエル選手11人が犠牲になる。イスラエル機密情報機関“モサド”は暗殺チームを編成しパレスチナゲリラ11人暗殺が実行される。。。という事実に基づいたお話です。
ミュンヘンオリンピックのときに...... [続きを読む]
受信: 2006/02/08 23:06
» ★「ミュンヘン」 [ひらりん的映画ブログ]
公開初日のナイト・ショウで観てきました。
スピルバーグ監督の映画という事で、夜中にしてはまずまずの入り。
原題は「MUNICH」。
2005年製作のサスペンス・ドラマ、164分もの。 [続きを読む]
受信: 2006/02/08 23:35
» ミュンヘン [何を書くんだろー]
「ミュンヘン」
評価 ★★★★☆
『あらすじ』
1972年、ドイツのミュンヘンで開催されるオリンピックのため、選手たちが次々と選手村へと集まる
中、ブラック・セプテンバー(黒い9月)と名乗るテロ集団によって、イスラエル人の選手、コーチ、大...... [続きを読む]
受信: 2006/02/08 23:35
» 映画「ミュンヘン」 [ミチの雑記帳]
映画館にて「ミュンヘン」★★★★
スティーヴン・スピルバーグ監督が、1972年のミュンヘン・オリンピックで実際に起きた事件の真相を、史実に基づいて映画化した問題作。
私自身おぼろげにしか記憶がないミュンヘン・オリンピック開催中のイスラエル選手団襲撃事件を、当時のニュース映像をまじえたこの映画で勉強させてもらった。それにしてもイスラエルとパレスチナの問題はちょっとやそっとでは理解できない。連綿と続く憎しみは果てることがなさ�... [続きを読む]
受信: 2006/02/08 23:57
» 俺達は高潔な民族のはずだ、その魂を忘れるなんて・・・。 [理力や特撮や美女と共にあらんことを。。。]
ワーナーマイカルシネマズでスティーブン・スピルバーグの最新作、「ミュンヘン」。
レイトショーだったので、人数は15人ほど。題材のせいか、年齢層は若干高め。
気付かなかったんだけど、2時間44分と長尺の部類に入る。暖房が強すぎて、
途中少し眠気が襲ってき...... [続きを読む]
受信: 2006/02/09 00:00
» ミュンヘン [悠雅的生活]
報復が齎す孤独と苦悩 [続きを読む]
受信: 2006/02/09 01:21
» ミュンヘン [Saturday In The Park]
アメリカ
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:エリック・バナ
ダニエル・クレイグ
マチュー・カソヴィッツ
ジェフリー・ラッシュ
1972年9月ミュンヘン・オリンピック開催中に武装したパレスチナのテロリ
スト集団「黒い九月」が...... [続きを読む]
受信: 2006/02/09 10:21
» ミュンヘン [Akira's VOICE]
事実以上の驚きは無い。
でも,響くメッセージは胸に刺さる。
[続きを読む]
受信: 2006/02/09 10:22
» 『ミュンヘン』★★★★・91点 [ヘーゼル・ナッツ☆シネマ カフェ]
『ミュンヘン』公式サイト 制作年度/国;'05/米 ジャンル;社会派ドラマ 配給;アスミック・エース 上映時間;2時間44分 PG−12 監督;スティーヴン・スピルバーグ 出演;エリック・バナ/ダニエル・クレイグ/ジェフリー・ラッシュ観...... [続きを読む]
受信: 2006/02/09 21:14
» 『ミュンヘン』 2006・2・5に観ました [映画と秋葉原とネット小遣いと日記]
『ミュンヘン』
公式HPはこちら
ENTTER SITEでFlash版
●あらすじ
1972年9月5日、ミュンヘン・オリンピックの選手村で、パレスチナゲリラ(黒い九月)のテロにより、イスラエル選手団11人死亡した。イスラエルの機密情報機関(モサド)は、報復の... [続きを読む]
受信: 2006/02/09 23:02
» 【劇場鑑賞12】ミュンヘン(MUNICH) [ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!!]
1972年ミュンヘン・オリンピック
世界は11人のアスリートが
殺されるのを目撃した
この映画は、その後の物語である。
[続きを読む]
受信: 2006/02/10 20:42
» ミュンヘン [映画と本と音楽にあふれた英語塾]
新宿ジョイシネマ2
2006年2月9日(木)午後8時からの回
ゴウ先生ランキング: A-
公式サイト: http://munich.jp/
パンフレット: 700円 [続きを読む]
受信: 2006/02/11 17:02
» ミュンヘン [俺の話を聴け〜!]
1972年、パレスチナのテロリスト集団がミュンヘンオリンピック開催中に起こした歴史的な大事件とその報復行動を追う、事実をベースにした作品。スピルバーグは社会的影響などを考慮して、何度も監督要請を辞する態度を取っていたが、やっとここに長年の構想が完結した。イス....... [続きを読む]
受信: 2006/02/11 17:44
» ミュンヘン [ちつ子の調教シネマCAFE]
エンドロールが流れ始めてもあたし、暫く席を立てなかったわ。
強烈な虚脱感に襲われた、というか茫然と何も考えられない状態のまま出口に向ったのを記憶しているわね。
公開初日に友達と観に行ったのだけれど、シアターを出て数分間はお互い....... [続きを読む]
受信: 2006/02/12 18:56
» 映画「ミュンヘン」を観て来ました [ブツヨク人 〜 GOのハッピー?!ライフ ブログ 〜]
映画「ミュンヘン」を観て来ました。
スティーヴン・スピルバーグ監督が、1972年のミュンヘン・オリンピックで実際に起きた事件の真相を、事件に関わった人々のコメントや、史実に基づいて映画化した衝撃の問題作。
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:....... [続きを読む]
受信: 2006/02/13 22:40
» ミュンヘン [空想俳人日記]
ミュンヘンも マンハッタンも ターゲット
なぜ今ミュンヘンなんだろうか。もちろん時間が経たなきゃ描けない時代を左右する事件は、いつか歴史が判断するまで待たねばならないかもしれない。しかし、そんなことは、ここでは言いたくない。
娯楽大作を生み続けるスピ... [続きを読む]
受信: 2006/02/16 22:58
» 社会派超大作「ミュンヘン」見てきました [よしなしごと]
30個目のアカデミー賞受賞なるか?スティーブンスピルバーグの「ミュンヘン」を見てきました。 [続きを読む]
受信: 2006/02/18 20:32
» ■〔映画鑑賞メモVol.9〕『ミュンヘン』(2005/スティーヴン・スピルバーグ) [太陽がくれた季節]
~「第20回冬季トリノ五輪開催記念」(^^)あれこれ―その2:ああ、ミュン篇(^^)
→その1:ああ、トリノ五輪篇~僕のメダル獲得予想は「金3、銀3、銅4」は、こちら!
→その3:ああ、名古屋篇~ストーンズ「名古屋公演」行くか行くまいか...は、(※後刻!)
おはようございます、ダーリン/Oh-Wellです!
さて、2月12日の朝を迎えました。東京は穏やかな晴天です!!
私め、友人に誘われたこともあり、今週中に『ミュンヘン』(2005/スティーヴン・スピルバーグ)の2度目の... [続きを読む]
受信: 2006/02/19 10:59
» 「ミュンヘン」テロの狂気と正義 [soramove]
「ミュンヘン」★★★☆
エリック・バナ、ダニエル・クレイグ、ジェフリー・ラッシュ主演
スティーヴン・スピルバーグ監督、2005年、アメリカ
1972年
ミュンヘン・オリンピック開催中に、
パレスチナゲリラによる
イスラエル選手団襲撃事件が起こった。
人...... [続きを読む]
受信: 2006/02/19 20:30
» ミュンヘン [toe@cinematiclife]
第78回 アカデミー賞 作品賞、監督賞 ノミネート作品 1972年のミュンヘンオリンピックで実際に起きた事件を元に描かれたこの映画。 その事件は、「オリンピック選手村で11人のイスラエル代表が殺された」というものであり、犯人はパレスチナ人だった。 当時、生まれたばかりだった私にとっては、そんな事件の存在すら知らなかったけれど、この映画が世界に訴えようとするメッセージについて深く考えさせられた。 <... [続きを読む]
受信: 2006/02/20 01:33
» 「ミュンヘン」 [ば○こう○ちの納得いかないコーナー]
今から34年前の1972年、西ドイツ(現在のドイツ)のミュンヘンでミュンヘンオリンピックが開催された。開会式は8月26日に行われたのだが、それから10日後の9月5日に世界中を震撼させる大事件が起こった。世に言う「ミュンヘンオリンピック事件」で在る。
パレスチナの武装グループ”黒い九月(ブラック・セプテンバー)”のメンバー8人が、オリンピック会場内のイスラエル選手村に乱入。イスラエル人選手とコーチの2名を殺害した上、�... [続きを読む]
受信: 2006/03/01 04:39
» ミュンヘン [まつさんの映画伝道師]
第365回
★★★★(劇場)
(核心に触れる文面あるので、ご注意あそばせ)
スティーブン・スピルバーグ監督のバックグラウンドには「ユダヤ人社会」がある。
彼のこれまでの作品、例えば置いてけぼりを食って地球で迷子になる「E.T.」(1982)や....... [続きを読む]
受信: 2006/03/04 10:50
» 映画「ミュンヘン」 [茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~]
原題:MUNICH
1972年9月5日、ミュンヘンオリンピックでのパレスチナゲリラブラック・セプテンバーによる人質事件、そして報復の暗殺の物語が綴られる・・。
この映画、事件の関係者のコメントに基づいて創られたという。パレスチナゲリラの獄中のメンバ... [続きを読む]
受信: 2006/03/04 12:01
» 映画「ミュンヘン」 [渋谷でママ気mama徒然日記]
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:エリック・バナ、ダニエル・クレイグ、ジェフリー・ラッシュ
マチュー・カソヴィッツ
公式サイト
ママの評価☆☆☆☆★(☆4つ)
昨日やっとやっと観て来ました。早く観たかったんですよね。
凄い話題だったし、、、、
「ト....... [続きを読む]
受信: 2006/03/07 05:27
» ミュンヘン −劇場− [坂部千尋のsparrow diary]
ミュンヘンを観終わってお家に帰った千尋に「私も超観たかったのに{/ee_3/}{/hiyo_cry2/}」と大声で訴えるマミー{/niwatori/}よく考えたらマミーは、学生運動世代で、ミュンヘン事件もリアルタイムでニュース見てて、そういやおまけにエリック・バナのファンでした{/face_ase2/}
誘わなくってゴメンよマミー{/kaeru_yodare1/}でもいつまでたってもエリック・バナの事をへクトルって呼んで�... [続きを読む]
受信: 2006/03/09 00:11
» ミュンヘン [シネクリシェ]
ミュンヘン事件そのものではなく、"その後のミュンヘン事件"を扱った作品。 パレスチナへの報復として、素人であるにもかかわらず刺客として抜 [続きを読む]
受信: 2006/03/12 09:02
» ミュンヘン 06年169本目 [猫姫じゃ]
ミュンヘン
2005年 スティーブン・スピルバーグ 監督エリック・バナ , ダニエル・クレイグ , キアラン・ハインズ , マチュー・カソヴィッツ
やっぱり、こういうのが、今のスピルバーグなのね。
ミュンヘン五輪で実際に起きたテロの映画化。
http://time-de-tim...... [続きを読む]
受信: 2006/09/07 11:44
コメント
こんばんわ♪TB&コメント有難うございました♪
背景にあるツインタワーの意味合いは、やはりアメリカが行ったテロへの報復行為と、本作の『やられたらやり返す』と言う部分が類似してなりませんね。スピルバーグがそこまで考えていたかは分りませんが、自分はそう感じてしまいますね。
投稿: メビウス | 2006/02/08 23:24
TBありがとうございますm(_ _)m
あの「パパ」のセリフは、ある意味
ゾクッとさせられました。それでも、
アヴナーは、自分や家族の安全を
確認したくてしょーがなかったんで
しょーね。(かなり精神的に追い詰
められてたよーだし)
序盤の「契約を交わさないとゆー
契約」シンプルながら、怖い響きと
感じました。
投稿: たましょく | 2006/02/08 23:35
こんにちは♪
中東問題は複雑化しすぎて本来の争点を認識している人は少ないのでは?と私も思いました。
やはり歯止めはきかないでしょうか・・・。
そんな予感がして凹みます。
投稿: ミチ | 2006/02/09 00:01
たいむさんこんばんは☆
自分も某有名ロボットアニメとのシンクロは
感じていました。
カガリ(書いちゃった)の難しいところは、
アブナーとエフレイムの両方の属性を
持ち合わせていて、かつそのどちらにも
シフト出来ないというところでしょう。
では両立することは可能なのか?
運命を越えた先を見てみたい気がします。
投稿: ひー | 2006/02/09 00:44
■メビウスさん、こんばんは♪
>スピルバーグがそこまで考えていたかは分りませんが
多少の含みはあると私も思います。
あえてフレームに入れたことが、そういう意味なのでしょう。(当時あって当然の建物ですから)
日本のアニメって捨てたモンじゃないですよね、その内容も含めて。改めて思った次第。
投稿: たいむ(管理人) | 2006/02/09 17:17
■たましょくさん、こんばんは♪
>あの「パパ」のセリフは、ある意味ゾクッとさせられました
ですよね。優しい顔して安心させて、トドメを指す感じ。
ベットヤ電話やTV。お約束のようにクローゼットに寝たアヴナーの疑心暗鬼な気持ちわかりますね。
>契約
そんな契約あるんだ思いましたね。
蛇の道はどこまでもヘビ、ですね。
投稿: たいむ(管理人) | 2006/02/09 17:20
■ミチさん、こんばんは♪
何で戦っているのかすら、わからないで戦っているのだから、どうやって終わらすのもわからなくなっている・・というか、終わらす気がないような気がしてしまいます。
連鎖を断ち切るどころか、どんどん絡み合って・・むなしいばかり。
オリンピック、最後まで平和に・・
投稿: たいむ(管理人) | 2006/02/09 17:25
■ひーさん、こんばんは♪
>アブナーとエフレイムの両方の属性を持ち合わせていて、かつそのどちらにもシフト出来ないというところでしょう
政治は白ばかりではないですからね。光と闇はいつもセットです。
良き為政者がいても必ずテロのようなことは起こるでしょう。人間の世界ですから。
やっぱり何度吹き飛ばされても、花を植え続けるしかないのでしょう。
(なんか違う?w)
DESTINYの続きで答えが出れば、リアルの戦争も終わるかもしれませんが・・・ムリ・・・
やはり花を植えましょう。
小さくとも強い火は消えません。
投稿: たいむ(管理人) | 2006/02/09 17:30
たいむさんTB&コメント有難うございます
報復の連鎖・・・コレは止まらないでしょうね。・・・
本当に困るところは、指導者が、憎しみを次の世代(子供達)に伝えたり、酷いのは子供達を戦闘員として使う事です。
本当に日本人でよかったですネエ
投稿: hide | 2006/02/10 20:43
■hideさん、こんにちは♪
コメントありがとうございます。
>酷いのは子供達を戦闘員として使う事です。
少年兵士。それこそ戦う意味なんて全くわかっちゃいないだろうに・・・嘆かわしいことですね。
兵役すらない日本。だからこそ、こういった映画を観ることができる。中身はどうあれ、平和には違いないんですよね。
投稿: たいむ(管理人) | 2006/02/11 15:40
こんにちは、コメントありがとうございます!
アヴナーとキッチンのショールームはぜつなかったですね。
祖国もHome、我が家もHome・・・
こういう感覚を我々も失ってますよね。
演出、カメラワークにはホント、感心しました。
スピルバーグの技は秀逸です。
投稿: Yin Yan | 2006/02/11 23:59
■Yin Yanさん、こんばんは♪
こちらこそ、コメント感謝です。
>アヴナーとキッチンのショールーム
食べるという”生きるため”の行いと、”帰るべき家”のキッチンと色々なモノの象徴があのショールームだったのかな?と思いました。
>感覚
どうも「感じる」ということが出来なくなっている若者が多いような気がします。
至れり尽くせりの今の時代、既にあの地域の人々とは「幸せ」の基準も価値も「自由」という意味も違っているような気がしてなりません。
残念なことに(私も含めて)当事者の気持ちは当事者にならないとその痛みと共にわからないのかもしれません。
スピルバーグにしてもそれを百も承知で作った作品ではないかなと。
そのアツイ気持ちが演出とカメラワークで感じられたように思います。
投稿: たいむ(管理人) | 2006/02/12 00:34
こんばんは! コメントをありがとうございます。
風邪ですか? インフルエンザ?
流行ってますね。どうぞお大事にしてください。
ひたすら怖かったこの映画、なんども、クビをすくめました。「はらはら、どきどき」に弱いので。(汗) 政府は、この人物(主人公)を抹消しようとは思わなかったのかなぁ。んで、こういうことは、「刑事事件」には、ならないものなのですね。
結局、どうしたらいいのか、どうすればみんなが納得できるのか、もう、わからなくなってしまっているのでしょうかねぇ。日本人は、何かできるのかなぁ…。こんなにボケてて。(汗)
投稿: あかん隊 | 2006/02/14 22:13
■あかん隊さん、こんばんは♪
ただの風邪ですね。週末がピークだったので、大丈夫です。
花粉症は今のところ持っていないので、そっちの心配はないのですけどね。
>政府は、この人物(主人公)を抹消
存在しないものは抹消すらも考えず・・と解釈していましたが、確かにオカシナ話ですね。
もう、みんな頭の中はわにゃわにゃ。
実際行動している時は「大義名文」も「使命」もそんなことすら忘れ去って、単なるマシーン化してしまうのかもしれません。
投稿: たいむ(管理人) | 2006/02/15 16:46
こんばんは!いつもありがとうございます!
宗教、一般的とも思えますが、一歩間違えば、常人には理解できないものでもありますね。
かっこよくなく、派手でもなく、現実っぽさがかえって、恐ろしかったです。
投稿: 猫姫少佐現品限り | 2006/09/07 19:40
■猫姫少佐現品限りさん、こんばんは♪
>一歩間違えば・・
まったくそんな感じですね。
目の色が違ってる・・って思ったりするし。
リアルに近い作品はぐぐっときますね。
投稿: たいむ(管理人) | 2006/09/08 16:48