« フライング!「邪魅の雫」 | トップページ | 今日・・いや昨日の出来事 »

2005/09/07

「Be Cool」みた。

cool 外は台風で強風の吹き荒れる中(にもかかわらずw)
「Be Cool」観てきました。

まずあらすじ(ネタバレ・・ありかな?)

元の稼業は取立て屋。今は映画プロデューサーとして成功したのチリ・パーマー(ジョン・トラボルタ)だが、丁度嫌気が差していた。そんなチリに”リンダ”(クリスティーナ・ミリアン)という無名のシンガーを一緒に育てようと持ちかける友人のトミー。ところがチリは、ロシア・マフィアによるトミーの射撃事件に巻き込まれ、自らも狙われることに。そしてトミーの妻であるイーディ(ユマ・サーマン)と組み、”リンダ”のマネージメントを開始。だが、リンダは悪徳マネージメント会社の契約に縛られ、自由に活動できない状態。まず契約書を白紙にするところから・・・ここからチリと、社長ニック(ハーベイ・カイテル)・ニックの相棒(?)ラジ(ビンス・ボーン)・ラジのボディガードであるエリオット(ザ・ロック)に、ロシアのマフィア、はたまた、トミーがらみの音楽業界関係者までをも巻き込んだ壮絶な(?)戦い(?)が始まる。

感想・・・なかなか笑えた。

冒頭からトミーがあっけなく射殺されるという、笑えない設定なはずのに、スナイパーのロシア・マフィアが”か○ら”。
金の取立てのためなら悪どい事も平気でするくせに、子煩悩なシン。
”ゲ○”だ”ホ○”だと言われるのが嫌いなくせに、ラジから離れられないず、それでいてチリの言葉に希望を持っているエリオットは、ある意味キーマンかもしれないw
少々「しつこいんじゃない?」と言うくらい笑いのスパイスがちりばめられている。

チリの作戦は、そもそも計算なのか、結果オーライなのか、微妙な気がしないでもないけれど、それでも皆が知らず知らずに踊らされていく様は”してやったり”という感じだ。
台風の目は自分でありながら、いつの間にか傍観者的立場のチリ。巧みな交渉術、簡単に言えば”口の上手さ”が最大の武器と言うことだろうな。
みんなの台詞にところどころ登場する「Be Cool!」(まぁ、落ち着いて、冷静にね!)・・・まったくだw

本物の《エアロ・スミス》のライブ、そして”スティーブン・タイラー”本人が本人役て登場も見もの。
「俺は映画に出るような人間ではない」
と言った台詞には、誰もが突っ込みたくなるだろう
『もう出てるって』(笑)

また”リンダ”とのジョイントもなかなか見ごたえある。

ジョン・トラボルタは、コミカルでセクシーな役が良く似合う。
イーディ(ユマ)とのダンスシーンは前評判どおり、見どころのひとつだろう。

小道具も見逃せない、笑劇的なラストを期待して最後まで見てください。

評価:★★★★☆  オススメ度:★★★☆☆

追記:「パルプ・フィクション」の役者が11年ぶりの共演ということだけれど、残念ながら未見。コメントできないのが残念。

| |

« フライング!「邪魅の雫」 | トップページ | 今日・・いや昨日の出来事 »

コメント

これ、観たいデス。『パルプ・フィクション』必見デス。>自分は観たし。
『サタデイナイト・フィーバー』以降、ちと停滞後のトラボルタ、好きデス。『ソード・フィッシュ』壮快デス。『パニッシャー』トラボルタだけ、良かったデス。

投稿: あかん隊 | 2005/09/08 17:41

■あかん隊さん♪
>『パルプ・フィクション』
これはどうやら観ないとですね。探しに行くことにします。

トラボルタは「炎のメモリアル」以来。
アレはアレでいい感じだと思うけど(主演しゃなかったかw)

この作品の軽やかさは「オーシャンズ11・12」みたいな感じかな?
こういうのもたまにないとねw

投稿: たいむ(管理人) | 2005/09/08 18:48

おじゃまします。m(__)m

『パルプ・フィクション』はよいですよ。サミュエル"メイス"ジャクソンが、聖書の一節を言いながら銃をぶっ放すシーンとか、チーズ・ロワイヤルとか(笑)。

時間軸をずらす手法はよくありますが、この映画はそれが見事に決まってます。お暇な時にぜひどうぞ。

って、『Be Cool』の事書いてないですね。(>_<) 『ゲット・ショーティ』がいまいちだったので、こちらは残念ながらパスです。

投稿: ラフマニノフ | 2005/09/10 00:49

■ラフさん♪こんにちは。

>サミュエル"メイス"ジャクソン
あはは!つい、強調したくなるんですよね!

これだけ『パルプ・フィクション』がいい!と言われると絶対みなくちゃ!だわ。

>『Be Cool』の事書いてないですね。
いえいえなんのその。
コメントいただけるだけでも嬉しいです。

投稿: たいむ(管理人) | 2005/09/10 09:24

はじめまして♪
こういう軽いノリの映画は大好きなので、今回もとっても楽しめました。
是非またこの続編を観たいですね。
トラバさせていただきました~♪

投稿: gigi | 2005/09/11 21:22

■gigiさん、はじめまして♪
コメントありがとうございます。

>是非またこの続編を観たいですね
この作品自体が続編らしいので、ゾクゾク編ですかねww
この軽さならどうにでもできそうですし、期待したいですね。

投稿: たいむ(管理人) | 2005/09/12 00:29

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「Be Cool」みた。:

» Be Cool/ビー・クール [★☆★ Cinema Diary ★☆★]
本日1本目は「Be Cool/ビー・クール」です。   鑑賞した日   : 9月3日土曜日 鑑賞した劇場 : イオンシネマワンダー   映画館の前には行列が。みんな「NANA」が目当てなのかな? 同時上映の本作はガラガラでした。   それでは早速感想を… ...... [続きを読む]

受信: 2005/09/08 01:14

» [映画]「Be Cool(ビー・クール)」レビュー [レビュートラックバックセンター]
[映画]「Be Cool(ビー・クール)」についてのレビューをトラックバックで募 [続きを読む]

受信: 2005/09/08 05:06

» 『Be Cool』 [ラムの大通り]
----豪華な顔ぶれの映画だね。 主演のジョン・トラボルタにユマ・サーマンが絡むだけでも 『パルプ・フィクション』なのに、ハーベイ・カイテル、 ダニー・デビート、ジェームズ・ウッズといったベテラン、 ザ・ロック、ビンス・ボーンに、スティーブン・タイラーまで出ている。 「うん。実はこれ、『ゲット・ショーティ』の続編なんだ。 あの映画でギャングから映画プロデューサーに転向したチリ・パーマーが、 今... [続きを読む]

受信: 2005/09/08 09:40

» 「マザーテレサ」&「Be Cool」 [Oink Days**]
  土曜日は「マザーテレサ」と「Be Cool」の2本立てでした♪   いやー、全然違うタイプの映画でしたが、どっちもとても良か   ったっす。   「Be Cool」はテンポが良く、ほど良い軽さが心地良かったし、   逆に「マザーテレサ」は実在の人物を一生を描いた作品らしい   重みがあり、素晴らしい作品でした。   本家レビューはコチラからドゾ♪ ... [続きを読む]

受信: 2005/09/11 21:09

» 映画「ビー・クール」 [RAKUGAKI]
超絶級のB級映画。しかしね。すごくすごくおもしろい。こういうものを作れる余裕はや [続きを読む]

受信: 2005/09/12 08:00

» #32:ビー・クール [*KAZZの呟き*]
KAZZのこの映画の評価  またもやショックをうけました全然、クールじゃない 確かに、音楽は流石にアップテンポで中々クールな選曲だったけど。。。 これは、10年前の前作『ゲット・ショーティ』の続編に当たる映画です 前作では、金貸しから映画プロデューサー...... [続きを読む]

受信: 2005/09/15 16:21

» 映画「ビー・クール」 [RAKUGAKI]
超絶級のB級映画。しかしね。すごくすごくおもしろい。こういうものを作れる余裕はや [続きを読む]

受信: 2005/09/15 20:02

« フライング!「邪魅の雫」 | トップページ | 今日・・いや昨日の出来事 »