小説「機動戦士ガンダムSEED DESTINY②さまよう眸」感想:後半
さて、後半。ディオキア基地にたどり着いたところからになります。
タリア・・・ミーアのライブのザクにも目がくらみそうになりながら、注目していたのはグフ。戦績をどんどん上げ評価が一人歩き始めた「ミネルバ」とともにプロパガンダの役割を担うことに重圧を感じる。
タリア・・・ミーアのライブに熱中するアーサーに思う。「いま彼を絞め殺したら、代わりの副長をみつけるのは難しいだろうか」
_(T▽T)ノ彡☆ばんばん! やっぱりタリアさんアーサーを一度殺したかったんですねww
ミーアのライブ中、両手にハナ(ルナ&メイリン)のアスラン・・・「ああ・・」とか「うん・・」とかしか答えられない自分を情けなく思う。また、できるだけ早くここから逃げ出すことが吉だろうと考える。逃げ出した後・・・「びっしょりと嫌な汗をかいていた」
一応、自分でも”情けない”と自覚していて”ほっ!”。
スティング・・・勝ち負けに敏感なのは当然。それが自分達の価値観(ものさし)。自分達は勝つために造られた。コーディネイターを殺して、殺して、殺しつくすまで。
かなしいかな自分の役割をちゃんと理解してます。
アウル・・・ステラを「バカなヤツ― コイツは何も知らない。なにも考えない。いつも幸せなおバカなのだ」でもときどきうらやましくなる。
戦争の為に造られた自分たちが、戦争が終わった後どうなる?そんなことも考えちゃってました。
議長にロゴスの話を聞いたシン・・・利益の為に戦争を起こす?コーディネイターだから、と理由のほうがまだわかる。と怒りを通り越したようだ。
ミーアとのことをルナに誤解されたアスラン・・・ぐったり疲れ思う、「自分はいったい何をしているんだろう・・・」
ちゃんとわかっているなら、許す(誰が?w)
海にバイクを走らせるシン・・・ロゴスのことを考えながら、カガリの言葉「そもそもなぜ必要なのか、そんなもの(MS)が!」を思い出し、当時(アーモリーワン)では偽善にしか聞こえなかった言葉だが、ココにきてひそかに痛みを感じる。
カガリの言葉もちゃんと覚えているんだね。人物に対する記憶力はものすごく悪いのに。
海に落ちシンに救われるステラ・・・少年(シン)を見ると胸がドキドキする。ふわふわして気持ちいい感じ。シンは不思議。好き。ネオも好きだけど、その好きとちょっと違う。
ちょっと違う・・・恋なのかな?やっぱり。
ステラを探すスティング・・・他者から蔑みや憐れみを帯びた色眼鏡で見られていることに怒りを感じている。アウル・ステラは自分の唯一とも言える「仲間」。特別な存在、自分と同じだから。
ステラとシンの出合った日はシン同様、3人にとっても休暇だったようだ。
ステラと別れた後シン・・・こんな思いを抱いたことはなかった。あんなにも強く誰かに必要とされたことなど、これまでなかった。自分のすべてをなげうっても、あの子をまもってやりたいと思った。
これは恋?
シンのハンカチを取られることを嫌がるステラを見たネオ・・・「せめて少しでも人生の楽しみを味あわせてやりたい」休暇を与えたことがかえって仇になったことに対し、自らに苦笑。
ステラの記憶を奪うことに少しだけ迷いのようなものを感じている。もともとはいい人間なのだろうなぁ。だってムゥだもんね(ココではネタバレw)
ハイネの「(アスランを)いじめてるんじゃない?」発言で思うシン・・・フェイスであり、伝説のエースであるアスランに、完璧(自分にもできないこと)を求めて、それが当然だと思って反抗していた気がする。
謙虚なシン。アスランを「不器用な真面目な、自分とそう年齢も変わらない少年」とみる。
間違ってないけど・・・(汗)
アマギ・・・ユウナ評「このドラ息子は、自分の調子のいい口先のせいで、たった自軍の兵士を何人殺すことになったか、わかっているのだろうか?」
まったく否定的です。あたりまえだけどねw
「本当はオーブか好き」発言で戸惑うシン・・・先の大戦時のウズミの言葉を鮮明に思い出せる自分に愕然とする。それを誇りにも思っていたが、その結果家族を失ったことで「理念より、自分の家族を守ってほしかった」と思うようになっていた。そしてカガリは「理念を捨て、国民を生かす道」を選んだ。なのに自分は満足できない。
そういうことなんですね、シン。
ダーダネルス海峡でのネオ・・・守るものがない、自分自身さえ守らなければならないものに思えない自分もエクステンデッドと変わらない。感傷的になる。
フリーダム・アークエンジェル登場時のタリア・・・先の大戦後の責任問題は、停戦に至るまでの功績を評価したカナーバ議長らによる機転と思っている。
AA・エターナル・クサナギの同盟・・・彼らが実際に何をしたか、知っているものはほとんどいない。国家の枠を越えて集まった一派は戦争を終結させた英雄と信じられている。
カガリの登場にユウナ・・・屈辱に満ちた記憶がよみがえる。
八つ裂きにしても足りないほどの恨みをお持ちのようですww
キラ・・大活躍(?)
何も出来ないカガリ・・・いっそ彼らに撃たれてしまいたい!
国民のため、と信じて調印した自分の愚かさに苛まれています。
仕方がないよ、カガリ・・・まだ18の女の子なんだもん。間違いはあるよ・・ね。
キラ・・・手当たり次第です。
AAにしても現状を混乱させているだけのような描写。
フリーダム・セイバー・グフ・ガイア・・・※「速報」でどうぞ
ハイネの死を思うシン・・・彼を殺したのはあいつ(フリーダム)だ。いつか必ず、その高みから引きずりおろしてやる。
高みから・・・というのは”不殺”なんでしょうね。やはり”不殺”はパイロットにとって屈辱以外の何ものでもないということなんでしょうね。
それならば(撃たれて)「死んだほうがマシ」???難しいですね、いろいろと。
時間がすこし開いてしまったので文章に統一性がかけてます(すみません)
映像、アニメの動かない表情では判断できない心情のようなもの、語られていない部分を中心に集めて見ましたが・・いかがでしょう?
中でも・・・タリアさんの”アーサー抹殺”の気持ちがいちばんの衝撃(笑劇)かな?
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コメント
たいむさん、こんばんは! 瀬無です。
やっぱり二巻のお笑いポイントは、タリアの殺意ですね!
彼女の男の好みは有能さ&周囲の空気を読める機知で判断されるタイプかな…と思います。
ギルがいなかったら、アスランも危ないところでした(!?)
投稿: 瀬無 | 2005/07/09 00:36
こんにちゎ~☆
ゃっぱりタリアさん、アーサーをそぅぃぅ風に思ってたんだ…笑
ちょっと好感度UPですw
ところで!な、なんと、ぁのオクレ兄が帰ってきますょ!!(>y<;)しかも彼が羨ましがってた、ぁの、「デストロイ」に乗って!!ww
ぃゃぁ、なんとぃぅか…ゃっぱり「生きている」ってぃぅのゎ嬉しいですねw(オクレ兄に関してだけぢゃなく)
一刻も早くこの嬉しさを誰かに伝えたくて②…(^◇^;)
兄さんの活躍に期待のまなざしw
投稿: きらら | 2005/07/09 10:08
■瀬無さん♪
>ギルがいなかったら、アスランも危ないところでした(!?)
女難の一角にタリア!!本当にあったら怖いかもwww(ありえないけど)
この時点では彼女にはいい評価だもんね、アスラン。
でもアスランの「タリアを気に入った」表現ありましたよね。何ページだっけなw
意味が違うけどw
■きららさん♪
デストロイ・・乗りたがってましたものね。
ステラもアウルも忘れてしまっているスティングにはちょっと残念な気がします。
MSの性能・・というか、破壊力ずば抜けてます。どう活躍するのか?あと・・5時間後には判明してますww
投稿: たいむ | 2005/07/09 13:23