「幸せへのキセキ」(試写会)みた。
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ほとんど昨日の今日のようになってしまったが、悔しかったので敬意と共に感想を書きたいと思った。
『氷菓』は著者のデヴュー作でもあって、「“ミステリー“としては非常に素直でストレートな印象」などと偉そうに評した私。それなのに2作目の『愚者のエンドロール』でコロンと私はひっくり返されてしまった。とはいっても、前言を撤回する気はなく『愚者・・』もとても素直で親切設計なミステリーであることは間違いなく、推理小説として伏線がバレバレである限りは「並」だと思う。だから尚更に悔しい。前作では自分で「特筆しているような描写はすべて無関係ではない」とまで言っていたのにね。とにかく懸念していた”キャラ読み”に比重が偏ったことで、奉太郎と同じ過ちに陥ってしまった私だ。つまり今回は見事にミスリードに引っ掛かったってことだ。う――。
(以下、読み解きのヒントとしてネタバレに直結する部分も含まれているので、これから読むつもりの方はご注意を)。
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この4月からBS11で視聴しているアニメ『氷菓』の原作シリーズ《古典部シリーズ》を読書中で、とりあえずアニメに先んじて小説『氷菓』を読了した。(ちなみにどのあたりまでアニメ化されるのかは今のところ不明)。
『氷菓』は、著者である米澤穂信氏のデビュー作であり、その後紆余曲折を経て2作目『愚者のエンドロール』、3作目『クドリャフカの順番(「十文字」事件)』、4作目『遠まわりする雛』、5作目『ふたりの距離の概算』を発表、現在《古典部シリーズ》として人気を得ているとのこと。
アニメが好感触だったことで小説を読んだわけだが、率直に雰囲気(表現)が好みに合うと感じた。特に語り部の「折木奉太郎」に対する好感度が高い。(中村くん贔屓は考えないとして)。よって”キャラ読み”が勝りそうな気がしないでもないけれど、“日常ミステリー“の謎解きは一緒になって楽しめるものだし、以下続巻も楽しく読めるものと期待が膨らんでいる。
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以前《Prototypeシネマレビュー》のGAKUさんのところで紹介されていたことから興味を持ったのがこの小説。けれど、やはりはじめての作家さんというのは手が出しにくく、忘れない程度に忘れていた本だった。ところが先日、書店の特設コーナーにて「2」が並んでいるのをふいに見つけ、手に取ってパラパラと、『時計仕掛けのオレンジ』の話から読書感想文と前後のやり取りに目をとおしたところ、「これはアリ!」と第1巻[栞子さんと奇妙な客人たち]、第2巻[栞子さんと謎めく日常]を併せて即時購入した次第。
古書を扱っているだけに小難しくて読みにくいところがあるかと思えば、サクサクっと読めてしまう本。登場する古書(本)の内容を知っていても知らなくても問題なし。文庫初のミリオンセラーを達成し、2012年本屋大賞にノミネートされたのも頷ける小説だと思った。
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